こんにちは
先日、
「今でしょ」のCMで有名な林先生の番組で、
東洋医学と西洋医学の違いを、
専門の先生を呼んでやっていました。
8つの症状について
東洋医学と西洋医学のどちらを
利用したらよいか?
というテーマで、
色々と実験をするというものです。
東洋医学という冠をつけて、
ツボ押しと漢方を丁寧に
説明するのは、珍しいことではないかと思います。
(ツボ押しなどは、今まで、ただ痛くして
おもしろくさせるという趣旨のものばかりだった)
現在の医療は、
西洋医学=現代医学そのものなので、
わざわざ、西洋医学とタイトルをつけることじたい
この日本では画期的なことのように感じました。
まず、手の甲の腰痛のツボに鍼をさし、
前屈がどれだけ伸びるかの実験をし、
さらに、合谷(親指と人差し指の間)押しでは、
林先生が、「部屋が明るくなった。」と
眼の見え方に影響が出たことをおっしゃっていました。
東洋医学と西洋医学、それぞれ得意な分野がある、
という視点は、とてもわかりやすく、
さらに、統合的な医療、ホリスティックな医療への
関心が拡がっていったらいいなぁと思います。
しかし、
ツボがなぜ効くのかという説明では、
ツボの周辺には、神経が多く集まっているとか、
鍼の痛みにより、赤血球が集まるためとか、
東洋医学の根幹である
「気」についての話はありませんでした。
「気」が認知されるのは、
まだ時間がかかるようですね。