ご無沙汰しております、三好冬馬です。


昨年2月にさぬき映画祭で第7回シナリオコンクール大賞を受賞致しました「潮待ち模様」を4月より撮影を開始します。




「映画で町おこし・ロケ地を恋愛の聖地に・全国の小さな映画祭で全国大会の礎に」を目標にロケ地・津田町の全面的なご協力と共に映画化に向けてクラウドファンディングを行います。

目標金額は500万円、支援金の一部は地元商店や企業様へ返礼品の代金として地元に還元もします。


「一緒に創ろう、映画『潮待ち模様』」をキャッチフレーズにみんなで作る映画を目指しています。

是非、皆さんのご支援・ご協力を宜しくお願い致します。


https://motion-gallery.net/projects/shimomachi-moyou

こんにちは、映画監督・舞台役者の冬馬です。


昨年、映画製作のために新人募集して

ワークショップを開催しました。


その中に「イマヤク」、今から役者を目指す!

と言う40代の男性がいた。







まぁ、僕の経験からのアドバイスをして

役者を目指すと言うのでとりあえず

10キロの減量を課題にしたら


割とすんなりとこなしたので

次に出した課題が「居合道」なのです。


無双直伝英信流「無双会」







役者の修行に「居合道」って?

思われるかもしれませんが…


僕自身が東京から香川に帰って

芝居をしたいけど参加したい団体が無くて


それでも何か芝居の稽古になるものはないか?

そうして選んだのが「居合道」何です。


居合道なので刀捌きが身につく

と言うのも在りますが…


居合は相手がいる訳ではなく

あくまでも相手を想定して型を行う物です。


一般の方が中々様にならないのは

この相手を想定した型が出来ずに

ただ先生に言われた型を真似ようとする


結果、サムライらしさが出さずに

皆さん苦労されてる様です。


そこで役に立つのが「芝居心」です。


相手を想定すると言う事は

その相手を感じながら演じる事です。


居合では、刀の振りばかり

気にする人が多いですが…


それらしく見せる為には目線だったり

表情もとても大切なんです。


だから居ない相手を想定して

行う居合と言うのは演技に通じるのです。


是非、貴方が演技力を鍛えたい

と思うのであれば是非、居合道を

習ってみては如何ですか?

映画監督・舞台役者の三好冬馬です。


映画監督になる為には演技・演出の知識が

必要と思いアマチュア劇団の門を叩いて

舞台役者として歩き始めて30年以上。


さぬき映画祭シナリオコンクールで

大賞を受賞した事で念願の映画監督デビュー。


撮影自体は2024年4月のクランクインを

予定しておりますが…


現在はキャスト・スタッフ、地元の協力者などと

撮影に向けた準備を行なってます。






そんな中で今、監督として感じている事を

今日は話したいと思います。


先ずこの映画に関して、僕自身の目標として

単なる自主制作映画に在りがちな

低予算・人材不足などを理由に

ボランティア頼みの強行制作で

ただ映像化する事を目的とはしていません。


予算が足りないのであれば

制作資金を集める為に試行錯誤する。

人材が居なければ優秀な人材を育てる。


資金に関しては最近はクラウドファンディングなど

しっかりとしたコンセプトがあれば

共感する人とお金を集められる。


しかし、人材となると話は少しややこしい。

舞台や映画に於いて優秀な人材とは?


それは「プロフェショナル」な人材だからだ。


ボランティアで撮影に参加して貰っても

そこには残念ながら「アマチュアリズム」が

超えられない壁として行く手を阻むのだ。


では「プロフェショナル」とは何なのか?


僕が考える「プロフェショナル」とは…

結果にコミットできる事だと思っている。


舞台で言えば集客数あり、芝居の評価でる。

映画で言えば興行収入で在り、

様々な賞の受賞である。


「撮りたい物を撮る」

「好きな物を撮る」

「やりたい舞台をやる」

「好きな様に演じる」


これらは全て「アマチュアリズム」です。


本当に好きな物を好きな様に撮れる監督なんて

製作費の全てを担保出来る一握りの監督だけです。


スポンサーやプロダクションの意向を

汲みつつ如何にして撮り、評価を得られるか?

ほとんどの監督が苦心しているのだ。


興行収入や集客を度外視して

撮りたい映画ややりたい舞台をやるのは

究極のアマチュアリズムでしかない。


役者の演技で言うならば

脚本のストーリーや人物考察を無視して

やりたい様に如何に自分を美化して

演じる事しか出来ない役者は

正に大根役者と言った所だろう。


こうした役者と言うのは

数回舞台に立った経験があったり

何かの撮影に少しばかり出演しただけで

自分は「芝居」が出来ると勘違いしてるのだ。


だから、今回の僕の作品に於いての

キャスティングでは極力未経験者を

採用する事にしました。


脚本・台本の真意を理解せずに

勝手な解釈、自分に都合のいい解釈で

演じる大根役者よりも


徹底的に台本の行間や裏を説明して

人物考察について話し合い


その上でそのキャストが感じるままに演じて貰う。

その方が何倍もリアルで共感できる

芝居になると感じているのです。


勿論、まだ実際に演じてもらい

撮影を行った訳ではないので

上手くいくとは限りませんが…


少なくとも「アマチュアリズム」の役者に

「プロフェショナル」な演技を教えるよりは

絶対にやり易い筈だからです。


是非、今後のこの作品の進展を

これからも暖かく見守ってくださいね。


映画「潮待ち模様」公式サイト

映画「潮待ち模様」製作委員会チャンネル