前回は、たくさんの理由付けをする事で

「したくない」「もういい」「続けていても無駄だ」

という具合であふれ出てくるマイナスの理由に立ち向かった事をお話しました。



ひとつ言い忘れていた事がありました。それは


絶対に「勝つ」つもりで、やるという事です。


負けるかもしれない。負けてもともと・・・。

という気持ちで臨むのと「勝つ」事が前提で臨むのとでは
全く結果が変わってきます。



追い詰められ、崖っぷちに立たされるような状況になると、
この事が抜け落ち気味になりがちなのですが

最も基本的な「勝つ」「負けない」という事は何度も言い聞かせる事で大前提を見失わないようにしていました。


そして最後の最後まであがく事。周りから無様と言われようが何と言われようが、最後まで諦めない事。格好良く諦めるよりも、格好悪く抵抗する方を選ぶ事。格好悪くて結構。

そういった事を意識していました。




私も

「だめだ。だめだ。もう限界を超えてしまいそう・・・。」
「でも、でも諦めない。負けられない。」
「格好悪くても良い。とりあえず生きたい」

と自分の中で闘っていた事を思い出します。


きっと

「もう、いいかな・・・?」

と一瞬でも思ってしまったら

ガラガラと崩れ落ちていたに違いありません。


うつ状態に勝つ。会社の嫌がらせに勝つ。体調不良に負けない。

そういった根本だけは見失わなかった事で、自殺という言葉に魅入られなかったのだと思っています。



手段や方法はいくらでも周りが教えてくれるでしょうが、この「絶対勝つ」という部分だけは、医師も弁護士も支援者も補填する事はできません。その事もあわせて伝えておかないと、と思いました。



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