皆様明けましておめでとうございます
本年も気まぐれに更新する緩いブログですが、よろしくお願い申し上げます
新年1発目の収穫は短形大根『三太郎』です。
試し採りをしてみました!
今回の短梢剪定では結果枝の基部から数えて4番芽の直上で枝を切りました。
来年メインで使いたい芽は2〜3番の芽となります。1番芽は今年花穂が着かない事や不萌芽があるので、安全策で2〜3番芽を伸ばして使うのが目的です。
4番芽は犠牲になる芽(犠牲芽)とします。
ぶどうの枝は剪定すると切り口から乾燥して枯れが入ったり、切り口に近い芽の萌芽が悪くなることがあります。
しかし、芽の近くで剪定すると芽が乾燥を食い止めそこから下には枯れ込みが入りにくくなります。
そこで芽の直上で剪定して切り口に近い芽(写真では4番芽)をワザと犠牲にして、メインとなる2〜3番芽を守る犠牲芽剪定をしました。
言葉にすると犠牲芽剪定をしつつ短梢剪定をしたよとなりますかね(ややこしや…)
※春先に萌芽してきた時に4番芽も芽吹きますが、切り口に近いため早い段階で芽欠きをして2〜3番芽を伸ばすように管理します。
切り口には傷口癒合剤『トップジンMペースト』を塗って、枯れ込みや乾燥、雨水などによる切り口からの病気感染を予防します。
殺菌剤入りのボンドみたいな薬です、樹木や桜や梅など果樹にも使えるので1本あると重宝しますよ。
★剪定前
2018年はどんなぶどうが実るんでしょうね…
それではまた〜