初めに書いておきます。
今日の記事にはペットの健康にかかわることは一切出てきません。
珍しく私の日記のようなブログです。
何か、何かしらの職業や立場になっていると、同じ境遇のキャラクターがドラマや小説に登場すると
「おっ」って思ってみてしまいますよね。
わたしは獣医さんなのですが(それはさすがに皆さんご存知だと思いますが)、やはり出てくると、ほうほうと見てしまいます。
ただ、獣医さんてあんまりドラマの中とか小説に出てこないので、見る機会もないのですが
最近立て続けに出てきたので、その感想をお話ししようと思います。
まず一つ目が、アメリカの連続ドラマ、プリズンブレイクのシーズン2です。
タイトルの通り、囚人たちが脱獄を企てていく内容なのですがシーズン1で脱獄自体はしています。
その中で、脱獄したメンバーのうちの一人、通称「ティーバック」と呼ばれている小児を殺害した無期懲役犯で片腕を仲間に小野で切り落とされてしまった男が駆け込んだのがなんと動物病院。
切断された腕を獣医師に投げつけてくっつけろと言って脅します。
「・・・。できないよ。」とおもいました。
入ったのは町中の小さな病院ですからね。
で、問題は次のお話の時です。
何とあの獣医さん、何とか腕をつないでいました。
と同時に
「切れた腕を氷で冷やしておいたのが良かったですね」
「骨もつなげておきましたよ」
というありきたりの単語を並べたと思ったら、あっさりとお礼を言われて脱獄犯に殺されてしまいました・・・。
「え、もう少し獣医キャラを正確に、丁寧に扱ってくれよ・・・。」
というのが感想でしょうか・・・。
そして二番目、妻が好きな小説家なのですが、東野圭吾さんの最新作(ですよね?)の「危険なビーナス」の主人公が、何と獣医さんでした・・。
読み始めて最初の行から、診察シーンから始まりましたので、驚きました。
こちらはまだ読まれていない方も多いと思いますので、内容は伏せますが、
診察の内容などは、きっと獣医さんに取材したとみられ、まんべんなく正しい情報が盛り込まれていたと思いますが、
もう少し飼い主さんに優しくしてあげてくれ~。
というのと、まぁ後の性格などはキャラクター特有のものですからね。
私はあまり小説とか読まないほうですが、楽しく2時間ほどで読めました。
とりあえず今日言いたかったことは、獣医さんのキャラクターが出てくる話を見つけましたという事だけです。
来週からは海外の学会に参加してきますので、ちょっとまた更新ができないと思いますが、よろしくお願いいたします。
千葉県佐倉市のJAHA認定病院:志津・佐倉しらい動物病院
※「ペット医療」の情報について※ この情報では病気や症状をピックアップして、一般的な診断法や症状、オーソドックスな治療法について記載していきます。 獣医療は人間の健康保険のように公的保険制度がありませんので、一つの病気に対して各病院で使う薬剤、薬剤量及び治療法の選択基準(即手術をする医院もあれば、内科で病気を散らすことを第一目的として行うなど)が異なります。 そのため、当院で一般的に行われる診断や治療が、現在あなたのかかっている動物病院と異なる可能性はあります。 その場合、ここでの情報をお読みになった時に、 「インターネットで書いてあることと違うことをされた!」 もしくは 「私のわんちゃんが受けた治療とは違うことがここに書いてある!」 と問題として取り上げるのではなく、参考として読んでいただければと考えております。 千葉県佐倉市のJAHA認定病院:志津・佐倉しらい動物病院
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