5月3日、晴天に恵まれ溢れる光の中、じぃばぁのお骨をお墓に納めた。


お骨をお墓に納める時、皆は箸を使っていたが私は両手ですくい入れた。


じぃばぁを抱きしめるように。



冷たく暗いお墓の中は寒いのだろうか。


いやいや、きっともう寒さは感じないのだろう。


納骨式を、家族皆で無事に行なえたことを喜んでくれているだろう。


2人のお骨が一つになったことで、じぃの穏やかさとばぁの明るさが相まって優しい光となり、私たちを見守ってくれると信じるよ。


じぃばぁの遺骨の無くなった自宅の祭壇は、葬儀屋さんにお返しした。


自宅の庭に面していた祭壇。


じぃばぁが亡くなった時には雪が積もり真っ白だった庭が、色とりどりの花や緑の草木と変わった。


明日の朝はじぃばぁの使っていたテーブルや椅子をその場所に戻そう、とパパが言ってくれた。


来月の月命日は初めてお仏壇へのお経をあげて頂く。


じぃばぁ、これからは私がお仏壇を護っていくよ。


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私の両親との日記は本日をもち、一区切りとさせて頂きますね。


今まで沢山の方からの応援に支えられて、今日に辿り着くことができました。


皆さん、今まで本当にありがとうございました。