「君はよく頑張っている」

とか

「君はよくやって来たさ」

とか、は

よく、オイラが

自分自身に対して云う言葉


いわゆる、手前味噌というやつだが

(誰もいってくれないから、だけじゃなく)

この世は、辛いことの多い世界

だから

そんな中でも、できるだけ平穏に生き切るためのオマジナイのようなもの? 

または自分だけの応援歌のようなもの、か?



できるだけ平穏に生き切るため、といえば

昔から、イヤな局面を目前にした時などは

オイラは いつも

(社会の一線から離脱した今では あまり意識したりはしないものの)

「ニンジン作戦」なるものを使っていた



つまり

意図的に(極めて作為的に)

馬でいうところの「ニンジン」を

自分の鼻先にぶら下げてやって

馬力を上げようとしたのである

たとえば

テストの前とか

◯◯の一週間前とか、に

前から欲しかったものを

(たとえば、レコードや好きな洋服を)

奮発して買ってやったり して‥

(自分自分に対して‥)


そして、それをチラチラと盗み見ながら

この時が終われば聞けるのだ、着れるのだ

と、楽しみにしつつ

そうして、その時々の様々な難局を乗り切っていたものだった





そんな、かつての軟弱な自分を振り返ってみると

            なんと可愛らしかったことか?


‥なんて

   今だからこそ言える話だ、が‥