おかげさまで先日アップさせていただきました
阿佐ヶ谷神明宮の奉納能楽『葛城』(シテ:工藤寛師、金剛流)の舞台写真、
皆様からの反響が大きく、本日は第二弾の写真を掲載です
残念ながら管理人はお舞台を拝見しておりません ので
以下、神田佳明会長からのコメントをご紹介させていただきます
平成29年1月2日 阿佐ヶ谷神明宮の奉納能の舞台前には早くから白い椅子を埋め、
開演11時には多くの方が立ち見する盛況で
急遽係の人が追加の椅子を繰り出し、例年より一段の賑わいを見せていた。
定刻に白い装束の神官三人が揚幕から能舞台中央に進み、
舞台前に集う多くの人々に「低頭」の一声、
進み出た神官から恭しい白い幣のお祓いを戴き能楽が始まった。
舞台は能『葛城』。
新春にふさわしく、吹雪に見舞われる奈良・葛城山の情景を謡いながら、
後シテの葛城ノ神が揚幕を揚げて橋掛リに姿を現す。
紅の天冠を頭上に戴き、鬘扇をかざし神楽歌に乗って
大和舞を模した序之舞を詩情豊かに
「~天の香具山も向かいに見えたり
月白く雪白くいずれも白妙の景色なれども
名に負う葛城の神の顔がたち~と岩戸の内に入り給う」と拍子を踏んで
舞台を終えた。
同時に一斉に境内に大きな拍手が高まった。
今回も特別にご許可いただき、りんぷうの会の有志数名が
お舞台を撮影させていただきました
ご来場の観客の皆様、阿佐ヶ谷神明宮の関係者の方々、
そしておシテを務められた工藤寛先生に深く御礼申し上げます。
貴重なお舞台を撮影させていただき、本当にありがとうございました
にほんブログ村
アートフォト ブログランキングへ