ホンダモンキーが生産終了
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ホンダ・モンキーが生産終了！
http://www.asahi.com/articles/ASK3S52BKK3SULFA01G.html
このニュースを聞いて、ワナワナと震えながらモンキーの歴史に幕が閉じた事に言葉を失う人も居るだろう。
でも、え？モンキーってまだ作ってたの？と思う人もまた居るんじゃ無いかと思う。
さて、あなたはどっちだ？
生産終了の原因は
・排気ガス規制
・ABS、またはコンバイドブレーキ（前後連動ブレーキ）
・OBD（車載式故障診断）システム
と、それらしい理由は幾つか挙げれられる。
そしてこれらの理由はモンキーに取ってはどれもこれもナンセンスな話なのはごもっともな話だ。
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何もモンキーにまで排気ガス規制で締め上げなくても。
何もモンキーにABSや前後連動ブレーキなんて付けなくても。
何もモンキーに自己診断システムなんて載せなくても。
と言うのは至極ごもっとも。
きっとみんな思う事だろう。
モンキーなんて、昔のエンジンに昔のキャブ付いたシンプルな乗り物でイイじゃないかって。
勿論私もそう思うわ。
モンキーなんて昔ながらの直引きスロットルバルブのキャブで十分だと。
でもモンキーは黙認してリッターSSは規制で縛り付けるよ、って訳にも行かないので、仕方ないっちゃ仕方ない話なのだろうと思う。
ヨーロッパの規制がそうであるように、今後は日本も排気量関係なく排気ガス規制は一本化するだろうし。
ヨーロッパはクラス分けが撤廃されて2020年～のユーロ5エミッションでギッチギチに締めまくったので、日本もその道を歩む事と成るんだろうと思う。
つまり、今後は日本でもスーパーカブもゴールドウイングも同じ規制値に成るかもねって事。
みんな一様に力一杯首絞められる美しい平等の世界に。
ナンバー付いて公道を走る、どこから見ても100％合法な乗り物で有る以上、モンキーだからスーパーカブだからと特別扱いする訳にも行かないのは残念だけど仕方ない話なんだろう。
そして、その壁を越えれなかったバイクは淘汰されてしまうのも、また仕方ないのだろうと思う。
週末の老祥記のようにホンダドリームに行列作る程にモンキーが売れるなら、規制がどうなろうと平気な顔してクリアすると思う。
規制がどれだけ厳しくなっても、メーカーがその気になれば超えれない訳無いのだから。
だが、如何せんモンキーが飛ぶように売れる筈も無いので、コストを考えたら生産終了の選択を取るのが会社としての正しい判断なのだろう。
新たに最新のエンジンを開発して素晴らしい電子制御を載せた結果45万円に成っちゃったけどポンポン売れるなら作るだろうけど、現実は如何せんそう言う訳にも行かないのだから。
29万円の今でさえベストセラーとはお世辞にも言えないバイク。
残念だけど淘汰されるのも致し方ない、のだろうね。
売れんのが悪いんや。
売れへんのが悪いんやで。
２ストは別として、ゼファーもDトラもCBR600RRも、絶滅種は結局はそう言う事なんだろう。
値上げしても売れるなら幾らでも作ってやるよって、事なんだろうと。
結局話しはそこへ帰結する。