時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

こころに届くコトバ

2017-12-22 | essay

収拾しきれないほど情報の溢れる世の中。

河の流れのように情報が、コトバが通り過ぎてゆく。

そんな中、ふいにココロの奥の方に届くコトバに出逢った時には
その場に立ち止まって、腰を下ろして、すっかりこころを傾けてみる。

「自分と戯れているだけなのか、それとも自分と戦っているのか。」

小林秀雄の講演CDの中の言葉。
小林秀雄のコトバは時にナイフのように鋭く時間を切り裂いて、疑問符を投げ掛けてくれる。
そして、ゆらりゆらりと漂うばかりのわたしに喝を入れてくれる。

さて、もちろんわたしの場合は明らかに前者の「自分と戯れている」の方。

いよいよ、きちんと自分と戦ってみる時がきたみたいだ。


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