時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

こころの中のいろんな引き出し。

2017-05-03 | essay

こころの中にはいろんな引き出しがある。
きっと誰でもそう。

ピンクと白のキレイな芝桜。ああ、きれいだなあと思う。


ふいにぽんと開かれるこころの中の芝桜の引き出し。

大阪で暮らしていた小学校低学年の頃のわたし。
家の敷地を取り巻く低い石垣の上の植え込みに母が植えた芝桜がとてもきれいで
すきだったなあ。

しろ、ぴんく、順番にレースのように石垣から垂れ下がる芝桜。

虫好きなコドモだったわたし、
その草をそっと持ち上げてまるむしをよく探したものだなあ。。。

今でも芝桜をみると、まるむしいるかな?と思考は直結する。



こちらはつつじの引き出し。

ちいちゃいころ、「つつじ」を「ちゅちゅじ」としか言えなくて
おとなたちが面白がっていたことをおぼろげに覚えてる。

つつじの思い出は、奈良の団地に住んでいた4~5歳のころ。
団地の公園で姉と一緒にいくつもいくつも花をもいでは花の蜜を吸っていたものだ。
きっとちょうちょになった気分で吸っていたのでしょう。

今の子はそんなんしないなあ、そういえば。
公園の花を摘み取るなんてイケナイコトとされているから仕方がないかな。

小さい頃からおいしい甘いものに慣れてる現代っ子の味覚では
つつじの蜜の甘さは・・・ちょっと繊細すぎるかもね~。

 


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