最近、個人宅、事業所問わず、
いろんな営業、勧誘の電話がかかってきます。
なかには、こちらの状態も気にせず、
忙しいのに延々としゃべり続ける奴や、
断っているのに、しつこく電話をしてくる奴もいます。
今日は、こんな迷惑営業(勧誘)電話の
効果的な撃退法をご紹介します。
まず、消費者保護のために、
特定商取引法(特商法)という法律があるということと、
消費生活センターという迷惑電話を報告できる
公的機関があることを覚えておいて下さい。
消費生活センターはGoogleなどで検索してもらえば、
最寄りの消費生活センターが見つかりますから、
電話器のそばに電話番号を書いておいて下さい。
特定商取引法(特商法)は、興味があれば、
Googleで調べてもらえば全部みられますが、
特に覚えておいて欲しいのが16条と17条です。
小難しく説明してもわかりにくいので、
超カンタンに説明しますね!
16条には、電話をかけた時に、
社名、担当者名、電話の目的を伝えなければならない、
というようなことが書かれています。
ですから、営業(勧誘)目的なのに、
市場調査、アンケートなどと偽った時点で、
処罰の対象になります。
17条には、
明確に断りの意思を表明した相手を
再度勧誘してはならない。
という意味のことが書かれています。
「再勧誘の禁止」と覚えておいて下さい。
では、具体的な撃退法を説明していきます。
①まず、会社名、担当者名、電話の目的を再確認する。
営業(勧誘)かもしれない?と思った時点で、
相手の会話を止めて、確認して下さい。
②「録音させてもらいます」と伝える
実際には、録音しなくてもいいです。
③断る時は明確に
「けっこうです」は、Yes・Noどちらの意味にも取れます。
「いりません」
「お断りします」
「2度とかけてこないで下さい」
と明確に断って下さい。
➃断った回数を記録しておく
あまりにもしつこいようなら、
「私は、〇〇回、あなたに断りの意思を伝えました」
「それでも、やめないのであれば、消費生活センター及び警察に通報します」
と伝えて下さい。
⑤それでも、やめない時の最終兵器
実は、営業マンが一番嫌がるのが、この方法なんです。
電話を切らずに、受話器を放置する。
電話を切ると、
図々しい営業マンは、
「電話が切れてしまったみたいですね」
とかけ直してきます。
受話器を放置したままにしておくと、
しゃべり続けていた相手もいずれ気づきます。
大声で呼んでも、まったく返事が返ってきません。
そのうち、会社のまわりの人間から
「何してんにゃ?」的な目で見られるので、
諦めて切ってしまいます。
放置されたら、手の打ちようがない上に、
電話代が掛かり続けるので、
相手が一番嫌がるんです。
大抵の場合、これでかかってこなくなりますが、
それでもかかってきたら、
消費生活センターに電話して下さい。
同じような苦情が多い場合、
業務停止などの処分が下されます。