『 レッド・サン 』 → 『 座頭市 』 | たたら劇場

たたら劇場

多々良光洋のブログです

 

 

じぶん映画の()←ひ!の分。

( 芝居を学び、芸術に触れ、心を豊かにする()←ひ! )

 

 

『 レッド・サン 』
Vol.233
監督/テレンス・ヤング (1971)

 

■Story

日米修好のために日本から合衆国大統領へ贈られた宝剣が、列車強盗団によって奪われた。生き残った護衛の武士は腹を切り、強盗団の追跡を部下に命ずる……。


◼感想

数日前に地上波放送され初めてこの映画の存在を知りました。

トム・クルーズさんの「ラストサムライ」よりも前にラストサムライが存在していたんですね。。

俳優陣のオーラが凄まじかったです。

洋と和の違和感(褒め言葉)、好き勝手なガンマンが侍の精神に少しづつ影響されて、友情を深めていく段階、展開が丁寧に描かれていて素敵な映画でした。

 

 

 

 

 

『 座頭市 』
Vol.234
監督/北野武 (2003)

 

■Story

その日、訳ありの三組が同じ宿場町にやってきた。一人は金髪で朱塗りの杖を持ち、盲目の居合いの達人・座頭市。もう一組は浪人の服部源之助とその妻おしの。殿様の師範代という身分を捨てた服部は、病気を患う妻のために用心棒の職を探していた。さらにもう一組、旅芸者のおきぬとおせいの姉妹。彼女たちの三味線には人を殺めるための仕掛けが施されていた。それぞれに影を秘めた三者の皮肉な運命の糸は、町を仕切るヤクザの親分・銀蔵と大店の主人・扇屋を介してついに交錯、やがて因縁や怨恨の入り交じる壮絶な闘いが幕を開ける。


◼感想

カッコつけないのがカッコいい映画だなぁと思いました。

畑仕事や大工仕事を音楽に乗せる所も、殺陣も、もっと魅せようと思えば見せられる所がとてもシンプルで、ラストのタップダンスまでお腹いっぱいにさせない構成だったのかなと観終わって納得する所がありました。

所々に笑いが散りばめられていたのも良かったです。