『ファイト・クラブ』→『ゴーン・ガール』→『図書館戦争 THE LAST MISSION』 | たたら劇場

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多々良光洋のブログです

 

 

じぶん映画の()&()←ひ! まとめ分。
( 芝居を学び、芸術に触れ、心を豊かにする()←ひ!)

 

 

Vol.259

『 ファイト・クラブ 』

監督/デヴィッド・フィンチャー (1999)
 
■Story

空虚な生活を送るヤング・エグゼクティブのジャックは、謎の男テイラーに導かれるまま、謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになる。そこは鍛え抜かれた男達が己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間だった。

■感想

こんな映画だったのかぁぁぁ!

想像と違い過ぎて、面白過ぎて、びっくりしました。笑

途中、ジャックとテイラーが同一人物なのかという察しはついたものの、こういう奇妙な物語的な展開は大好きなので惹き込まれました。

強烈な画にも負けないメッセージもガンガン伝わって来ました。

1999年は僕が初舞台を踏んだ年。

映画に全く興味がなかったので仕方ないのですが、こういう映画も観て行きなさいよ、と18年前の自分に説教してやりたいです。

 

 

 

 

 

Vol.260

『 ゴーン・ガール 』

監督/デヴィッド・フィンチャー (2014)
 
■Story

ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。

■感想
「ファイトクラブ」に続きデヴィッド・フィンチャー監督作品。

現実ではありえない、でもあっても可笑しくない、夫婦の怖ろしいエンターテインメントでした。

以前観た同監督の「セブン」でも感じましたが、不気味さの中にも丁寧さを感じさせられる作りで見やすかったんですが、今回はニック目線(男目線)でもエイミー目線(女目線)でも見られず、遠くからこの事件風の夫婦喧嘩を見守った印象です。

僕にとっては前のめりにはなるけど、最後まで入り込めない映画でした。

 

 

 

 

 

Vol.261

『 図書館戦争 THE LAST MISSION 』

監督/佐藤信介 (2015)

■Story

年号が昭和から正化になってから33年、関東図書隊のタスクフォース所属の堂上篤(岡田准一)と笠原郁(榮倉奈々)は、日々理不尽な検閲から図書を守るため奮闘。彼ら図書隊は、全てのメディアを取り締まりの対象とするメディア良化委員会と激しいつばぜり合いを展開していた。読書と表現の自由を守るべく体を張る彼らを、予想外の戦闘が待ち受けていて……。

■感想

前作面白かったので期待して鑑賞。

架空の時代の中で本(表現の自由)を守るという発想、面白いですね。

でもそれは前回も感じた事で……何か新しい感動が欲しかったなぁというのが正直な感想です。

堂上と笠原の関係性はほぼ振り出しに戻っていたり、戦場風景もグレードアップはしていたものの二周目感は否めず、可愛らしい脇役陣の活躍も少なかったのが残念な所でした。。

でもやっぱり中盤の堂上教官と笠原の荷台のシーンやラストのデートの約束をする二人のシーンはほっこり出来て良かったです。