じぶん映画の(火)←ひ! の分。
( 芝居を学び、芸術に触れ、心を豊かにする(火)←ひ!)
Vol.307
『 時代屋の女房 』
監督/森崎東 (1983)
■Story
東京の大井で、三十五歳でまだ独り者の安さんと呼ばれている男が「時代屋」という骨董屋を営んでいる。夏のある日、野良猫をかかえ、銀色の日傘をさした、真弓という、なかなかいい女がやって来ると、そのまま店に居ついてしまい……。
■感想
亡くなってしまった俳優さんも多い中、色んな事を考えながら鑑賞。
特に夏目雅子さんは幼い頃見た「西遊記」が印象的で今でもカリスマ的存在です。
先日亡くなった小林麻央さんもそうですが、人が遺す想いだったり、言葉だったり、笑顔などの表情には大きな力があって、それはずっとずっと心の中で生き続けるものだなと改めて感じています。
作品は夏目さんの圧倒的な力か、昭和の東京大井の骨董屋という生活感漂うはずの空間が嘘のように幻想的で、狐につままれたような気分になりました。
Vol.308
『 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 』
監督/ジェームズ・ガン (2014)
■Story
自らスター・ロードと名乗るトレジャーハンターのピーター・クイル(クリス・プラット)。ピーターは無限の力を持つパワーストーンのオーブを入手するものの、その後逮捕され刑務所にぶち込まれてしまう。ピーターは天才メカニックのロケットら刑務所で出会った仲間と脱獄するも、オーブの力で宇宙を滅亡させようとする強大な悪と戦うこととなり……。
■感想
冒頭、病床の母と少年の別れから少し泣いてしまったんですけど、しばらくそれを忘れてしまう程の自由な時間が流れ、ラスト付近「あのお母さんとのシーンはなんだったんだろう?」と思い出した瞬間に母からのプレゼントが出て来る……何だか完全に術中にハマった感じです。
内容は、自由度が高かったですが笑いの部分など面白かったです。
特にドラックス・ザ・デストロイヤーの比喩や冗談が通じない所、多分映画館でも声に出して笑ったんじゃないかと思います。
きっとドラックスがサヨナラホームランを打って水をかけられたり頭を叩かれたら怒られるんだろうなぁ(笑)
現在上映の続編・リミックスも楽しみになりました。