無料OS LinuxとWindows VISTA サポート終了 2017年4月11日 | パソコンで人生を100倍楽しめ!

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◇Windows Vista サポート終了 

2017 年 4 月 11 日 に Windows Vista の延長サポートが終了。
2020 年 1 月 14 日 には Windows 7 の延長サポートが終了します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article/windows10-portal/eos.aspx
・マイクロソフト/VISTA終了のお知らせ URL
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/22882/windows-vista-end-of-support

◇メインストリームサポートと延長サポートとは

抜粋 
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article/windows10-portal/eos.aspx

>>メインストリームサポート
発売から最低5年間、セキュリティー更新プログラムや、仕様の変更、新機能の追加、セキュリティー関連以外の修正プログラムのリクエストを受け付けるなどOS(製品)に関する全般的なサポート提供を指しています。

>>延長サポート
メインストリームサポート終了後、新たに5年間にわたって提供されるもので、脆弱性を解消する セキュリティー更新プログラムの提供が中心。


◇今から Windows7への乗り換えは考え物
まだ使えると思っていた、WindowsVISTAのパソコンを、これからどうしようかと思うはずです。重いと言われたWindowsVISTAを動かしていたPCならWindows7は軽々と動かせます。しかし、Windows7のメインストリームのサポート期限は、あと1年、2018年7月17日で終了します。現在、既に、延長サポート機関に入っている状態で、それも、2020年1月14日に延長サポート期間が終了します。あと3年です。そこで、OSの代金、最低でも1万8千円をかけてWindows7を導入するか、新品のPCを買おうか悩むところだと思います。

参考価格:価格com(アフィリリンクではありません)
http://kakaku.com/pc/os-soft/itemlist.aspx?pdf_se=6


しかし、Windows7には、問題がいくつかあります。対処方法はあるものの、ダウンロードがいつまで経っても終わらない不具合が出ます。調べてみると、この不具合が膨大な件数で起こっている事を知りました。一部では、解消されたとも聞きますが、今年の1月、Windows7を新規インストールしたときに体験しています。仕方なく、Windows7をあきらめて、Windows10へアップグレードさせたのです。


◇Windows10の乗り換え

Windows10のOSを導入するには、PCのスペック(性能)がそれなりになければなりません。

https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-specifications

●CPU:1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサまたは SoC
●メモリダウンロード版: 2 GB / パッケージ版: 32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB
●ハード ディスクの空き領域:32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB
●グラフィック:800 x 600 以上の画面解像度 WDDM ドライバーを搭載した DirectX 9 対応グラフィックス デバイス。

…と低スペックを謳っています。「本当ですか?」と声が出ます。

タブレットやWindowsPhoneならまだしも・・デスクトップや・ノートPCでは、Windowsだけを使う形になってしまう、これを、遊園地に例えるなら入場券だけ買って入った状態のになっている気がします。

Windows10は今回で、2回目の大型アップデートが行われています。上記の仕様条件では、快適な作動を望むことは無理ではないでしょうか。

VISTAに使われていた頃のシングルコアのCPUでは、すぐに限界が来てしまう事が予測できます。特にVRやゲームの3Dを謳っている、今回の「クリエイターアップデート」は懸念材料です。

□Creators Updateの仕様スペック
CPU:4コア以上
メモリ:4GB
USB:3.0以上を推奨
空きストレージ容量:1GB
グラフィックスカード:DirectX 12以降対応


◇CPUのコア数とスレッドの説明
1つのCPUの中に、コアがいくつあるかを指して、1コア2コアなどと言います。2コアをデュアル、4コアをグワッドと言います。
>>CPU コアとスレッドの関係 図解1


一つのコアが、いくつ処理できるかがスレッドです。
>>コアとスレッドの関係 図解2

 
◇このあと どうする!
WindowsVSTAマシーンでWindows10を動かせるものもあるでしょうが、今まで使っていたアプリケーションが使えなくなったり、たとえ、インストールできたとしても、以前のように安定した作動を望めない確率が高いのではないかと予測できます。

余裕があれば、Windows10のマシーンに買いかえを薦めますが、もう一つの選択肢として、無料のOS「 Linux(リナックス)」を使う方法があります。WindowsVISTAのマシーンを、LinuxOSに乗り換えます。

◇無料で使えるOS「Linux(リナックス)」
ここでは「Linax」の詳細については、割愛させていただきますが、日本語に対応した、人気の高い2つを紹介します。

□ 「UBUNTU(ウブントゥ)」日本語対応
情報も多く 人気があるのがUBUNTU(ウブントゥ)日本語対応
また、これがベーシックで、派生バージョンのOSも登場。
https://www.ubuntulinux.jp/home

□ 「Linux Mint(リナックスミント)」日本語対応
Linux Mint は Ubuntu の問題を解決。Windows と同じレイアウトにして、ミントカラーに統一されたデザインを採用。
http://linuxmint-jp.net/ (開かない事があります)

https://linuxmintjp.jimdo.com/

Linux mintには「Cinnamon(シナモン)/MATE(マテ)/KDE(ケーディーイー)/Xfce(エックスフェイス)」の4種類のエディションがあります。推奨は「Cinnamon(シナモン)/MATE(マテ)/」ですが、PCのスペックに合わせ、いずれかをインストールする事も出来ます。

OSには、あらかじめオフィスに似たワード・エクセル・パワーポイントと同じような文書アプリケーションから、画像編集のGIMPなどなども同胞されています。

>>注意
簡単にインストールできると言っても、今まで使っていたWindowsとくらべ、仕様面で、多少困惑する部分もあると思います。

市販で購入するアプリケーションや周辺機器も、あらかじめLinuxが対応しているかどうか調べてからにしてください。周辺機器のドライバーは、ほぼLinuxに対応していますが、中にはそうでないものもあるかもしれません。

対応ドライバーは、Linux専用にインストールしなおします。
 編集後記 Windowsは、取引先の企業が使用しています。それに準じてアプリケーションを揃えたので、使わざるを得なくなっていました。

近年、オフィスソフトを始めとした、有料アプリケーションの必要性が、感じられなくなってしまったのです。一つに、Macを使う人が多い事もありますが、たいがいの企業では、オフィスのバージョンが古く、レイアウトは揃わないし、PDFで注文する事が多いのです。

そうなると、文書は無料のアプリケーションを使えばよいし、共同作業も普通にできます。

3DCGはBlenderがあり、動画編集ソフトも アドビプレミアである必要がなくなっています。特に動画系は、Macで別なアプリケーションを使う人が多いからです。

Macは、OSをアップデートすると、以前のアプリケーションが使えなくなる事態に陥っています。新旧の互換性にも乏しく、頻繁に愛用者からの文句を聞きます。

3年ほど前、「Ubuntu」をインストールしたことがありました。当時は、使い勝手の良さをあまり感じられず、WindowsXPの流れもあって、当然のように、Windowsに戻されていたのです。
 
その後の「Linux_OS」は かなり進化しています。今までの
しがらみから解放されるような気がするのと、好奇心が、Linuxに目を向け始めています。