2017年12月14日木曜日

右膝を送り込むのでしょうか?


Question

トップから、ダウンスイングで切り返し。
このとき下半身スタートですが、右膝を、
飛球線(打ち出し方向)に、送り込むのでしょうか?

すると、インパクトで、左脇も閉まる感じがします。
回答宜しくお願いします。♪?


Answer

切り替えしは打法によって違います。
仰っているのは現在の欧米打法の事でしょうか?
最新の打法は右膝の送り込みはしません。
ただ、それに似た動作はあります。

その動きとは、現在の進化した世界の打法では
実は右足のカカトを上げて蹴りの準備動作です。

オーソドックス打法での右膝の送りでしたら
右脚はほとんど使いませんので、インパクト時には体重が左にあり
右脚は吊られた形で左脚に寄せられていきます。
体重移動をして、右足が引きずられて来るような動きです。

左脇が締まると言うところから、体が右に傾いて締まっている
可能性がありますので、古い打法の動きかも知れませんね。


さて、タイガー打法などの欧米の進化した最近の打法は
右脚を使って打つ打法が主流となっています。

ジャスティン・トーマスやマキロイなどはこの右脚の蹴り
という飛ばしの技を使います。

トップからの切り替えしでまず一番最初は重心移動です。
これによってバンプというダウンスイングに移る形を作り
力が入る体勢にするのです。

このバンプでは腹筋にタメを作り、ヘッドを落とさずに
体を弓にしていき、重心を左に移しながらダウンスイングの
準備をするのです。

これが切り返しです。
そして左の膝を曲げながら目標方向に移動し
体勢も移動しながら直後に引き落としと
腰の開きを行ってダウンスイングとなります。

この際に、バンプのタメを行うと同時に右のカカトを上げ
右の膝を内側に入れて曲げ、蹴る準備をします。
これが送り込みに似た動作です。

この右膝の動きをご覧になって、送り込む動作に似ているので
そう表現をされた可能性もありますが、この「送り込み」とは
言語上は古い打法での表現で、
現在の世界の打法では適切ではありません。

このように動画で見ただけでは分からない動作が
最近の進化した欧米打法には沢山ありますので
これらの飛ばしの技術を習得されるのでしたら
ミクシーのバーチャル教室で公開されていますので、
ぜひ参考にしてみてください。




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