2018年3月14日水曜日

弾道(高さ)が不安定です


Question

ゴルフで弾道(高さ)が不安定です。
練習場で続けて打っていて、
左右のばらつきはあまり気にならないのですが、
高さのばらつきが気になります。
ドライバーからウェッジまで共通です。

何故でしょうか?
よろしくお願いします。


Answer

レベルによっても原因は違うと思いますが、いずれにせよ
フェイスのどこに当たったかによって高さは変わります。

ヘッドは「たわみ」と言って球が当たった衝撃で向きが変わります。
フェイスの中心よりも上に当たるとヘッド自体が上を向きます。
また、中心よりも下に当たると下を向きます。

元々フェイス面は曲線になっていますので、その位置によって
打ち出し角度が変わる事もあります。

これによってバックスピン量も変わりますが、打ち出しの角度まで変わり
それによって最高到達点が変わるのです。

また、同じ芯に当たったとしても同じようにHSや重量によって
たわみが変わりますので高さも変わります。

男子のパワーと女子では弾道の高さが違うのがこれです。
ただ、これはクラブのロフトによっても変わりますので、
適正な高さになるようなロフト角のクラブを選ぶと良いでしょう。

高さが安定しないというのにはまずこのこの二つが考えられます。
フェイスのどこに当たるか、そしてヘッドスピードです。

そして、上級者の場合にはさらにインパクト時の形を追求すると
インテンショナルに高さを変える事が可能です。

同じロフトのクラブでも、球に当たる時の実際の角度によって
高さを変えます。
ハンドファーストで打てば球は低くなりますので、球の位置を右にすると
普通に打っても球は高く上がりやすくなります。

タイガーウッズはハンドファースト度が大きく、球の位置を変えずに
ロフトを8度も立てて打っているそうです。
8度とは番手2本分です。

7番アイアンでも出だしは地を這うような高さでしばらく飛び、途中から
吹き上がって柔らかくふんわりと舞い降りるという弾道で打ちます。
これがスティンガーショットです。

高さが安定しないと飛距離にもバラつきがあります。
特にアイアンの場合にはミスショットとなります。

距離感を安定させる事でスコアは良くなりますので
ミート率を上げ、強さを一定にし、インパクトの体勢を固定して
弾道を一定にしてください。




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