さて実釣に入りましょう。
7番クジを引いて上がったのは沖の黒島・ビロー下です。
※画像は左手に見えるドウクツです。
同礁は二度目となる鹿児島の山崎テスター^^
ビロー下は大人気瀬であり、なかなか上がれん磯でありますが、まぁこれは日頃の行いのお陰でしょう✋(o^^o)
しかし・・・
朝まづめから捗々しくない状況です。
早いハナシが食わん。
いや、食わせきらんのですな✋
なかなかの水深と思いますが本命は浮いてこないちゅうか、姿が全く見えん。
木っ葉グレどころかエサ盗り一尾、針に掛からんのです⤵︎
中層ではキタマクラやらこげなのが…
それも数少ないのを感じます。
凄腕の山崎テスターもかなり苦労しとる様子。
っとな(o_0)
”おぉ、久々に良いシーンぢゃ”
と思いながらアワせましたが、
ん? あまり大きな魚やない?
と思ったんは最初だけ。
浮かせにかかると、とんでもない引きに変わってきました
竿で矯めきれない程の強引きに堪らずラインを出しながらも応戦します。
深場に持ち込まれたらそれだけ不利になるんで、突進が弱まればすぐに竿を絞り上げて浮かせにかかるんですが。。。
そんなシーンを何度か繰り返すと、ようやくウキが海面から出ました。
しかし相手は性根が入っとりまして、なかなか観念しません。
足元に舞い込むように突進を繰り返します。
しかし都度、腰を落として何とかクリア。
すぐに引き起こして、矯め込むとようやく海面下にボヤけていながらもなかなかの魚体が。。。
”ん?なんか灰色しとる?”
と思った時、あろうことか竿が空を切りました。
にゃにおぅ!?
はぁ~、手痛い針ハズレです⤵︎⤵︎⤵︎
あそこまでやり取りして、ほぼ浮かせちょきながら´д` ;
”しかしあれは白じゃなかったか。”
タモ入れして風貌を確認したかったんですがそれは叶いませんでした。
そしてまた沈黙です。
二時間程後に軽い仕掛けを深く入れよったらまた魚信を捕らえまた。
何度かの抵抗を見せましたが海面を割ったのは腹が鉛色に見える紛れもない地グロでわりと良型であります。
”やれやれ、一尾までが長かったなぁ。”
と思いながら振り向くと有難い事に山崎テスターがタモを渡してくれました(o^^o)
よっしゃ、一発で入った。
と思い、竿を縮めようとした時です。
え?
くっ、クロが消えた!
なんとなんと手品んごつクロが消えっしまいました
山崎テスターもその瞬間は見てなくて、私もキツネにつままれた感全開です。
タモ網にあるのは竿先から伸びたハリスの先の針が寂しく有るのみ。
なんでかを考えました。
タモの中で頭を振った瞬間に針外れした。
次に相手にとっては嬉しくも針外れと共に魚体がタモ枠に上手く当たり、海面に出てしまった。
んじゃないやろか。
見づらかった事とウネリによる海面の上下動が要因として有ったと思うちょります。
もっとタモの柄を持ち上げる操作をすれば良かったんかもですが、柄を痛めるのが頭にあります。
慣れでタモを縮めようとする身体に染み付いた操作が仇となったんかも知れません。
詰めの甘さを思い知らされたと同時に掬う際の注意を米水津の海に教わりました。
未熟です^^;
その後、深さ竿二本弱の層でバチッ!
ときて獲り込んだのがこちら。
青息吐息でどうにか丸ボーズを回避。
そんなビロー下での実釣でした。
大分県南・沖黒のビロー下。
ワナワナと冷静さを欠く程に楽しませてくれた磯でした。
仲間のみなさん、そして米水津の海に感謝です(^-^)