まーくんの嘔吐。食道拡張。腎臓に石。 | にゃん達の毎日。
2015年10月中旬頃から、まーくんが嘔吐するようになりました。
最初は朝方黄色い胆汁っぽい胃液を吐いていました。
が、食事後も吐くようになりました。
毎日のように吐くので、近所のN動物病院へ。
血液検査と尿検査をしました。

腎不全はそこまで悪化しているかんじはせず、多少数値的に変動しているくらいでした。
少し脱水もあり、しばらく様子見で休止していた皮下補液を再開。

もらった薬は2種類。

■ファモチジン(ガスター)
ヒスタミンH2(胃酸の分泌を促す物質)のはたらきを強力に抑える作用や止血作用のある薬で、代表的な消化性潰瘍(かいよう)の攻撃因子抑制剤です。 

■スクラルファート
胃痛のもととなる胃粘膜の荒れた患部を選んで、まるで「胃の絆創膏」のようにすばやく付着。患部を保護・修復します。

フードと一緒にファモチジン投与
その1時間後にスクラルファート投与


投薬開始後多少嘔吐はおさまったように見えましたが、やはり続く嘔吐。
嘔吐はするものの、食欲は相変わらず旺盛で、吐いた直後にまた食べる、の繰り返し。
元々4.3~4.6kgくらいを維持していたまーくん。
年始には4.0キロにまで減りました。




そして、本日、元々のかかりつけのW動物病院へ。
エコー検査とレントゲン検査をしました。
結構時間をかけて丁寧に診てくださったようです。
結果、いくつかわかった事が。










①口内炎が悪化している。
②繰り返す嘔吐で誤嚥があり、一部気管支に炎症が起きている。
③食道が拡張している。
④腎臓に石がある。(右2.6mm4.4mm、左1.1mm)
⑤腎臓左の萎縮は改善、大きさ的には問題なし。(左右共に31mm)


前回の血液検査の結果を見せたところ、腎不全の悪化による嘔吐である可能性は低いとの事。
石がある事で腎炎を起こしている事で高い数値が出ている可能性もある。
尿検査では出てきていない為、石の成分は不明。
石の成分は細菌であるケースが多いため、抗生剤で石を小さくする事ができるかもしれない。
処方食をphコントロールに変えることで石を小さくする事ができるかもしれない。
腎臓を通るのは一瞬なので効果は低いかもしれないが、試す価値はあるかもしれない。
phコントロールをあげる場合はリン吸着剤も同時に投与する。
腎不全で数値が高くなっているのか、腎炎(石)が原因で数値が高くなっているのか・・・。
食道拡張がみられる部分は、後日バリウム検査をしてみるべし。(→2月初旬に予約)

石に対して第一選択の薬、腎臓への負担も軽い、という事で抗生剤を処方されました。

■アモキシリシニン(抗生剤)
細菌の細胞壁を破壊して、細菌を死滅させるはたらきのあるペニシリン系抗生物質のひとつ。

しばらくは抗生剤の投与、処方食は腎臓サポートのままで。
食後15分程度縦抱っこしてあげる事で嘔吐を防げるかもとの事。
皮下補液はこれまで1回100mlを週2回だったのを、1回200mlを週2回に変更する事にしました。
2月初旬にバリウム検査をしてみます。

獣医師からの説明中は動画を撮らせていただきました(笑)

まーくんは現在4.16キロ。
元気食欲共にあり、元気良すぎ、毛艶良好。
元気は元気なので、腎不全が悪化してどうこう、というわけではなさそうです。
便や尿の状態は問題ありません。





相変わらず抱っこが好きで、トイレに着いて来るようになりました。
最近はエアコン直下の場所か押入れでお昼寝しています。
まーくんは割と活発な方で、他の子にちょっかい出して取っ組み合いしたりも多く、サニーに怒られたり、菜子ちゃんと追いかけっこしたりしています。