すっかり暖かくなった大阪です。
ルークも元気に歩いてます
僕のところへ来て挨拶かな
さて、今日は、日米首脳会談について。
今朝の読売新聞を見たが、おいおい、おかしいだろうと思う。
一面はコレ。
2面、3面と進むが、見出しに「拉致問題」の記述が全くない。
昨日、動画で共同記者会見を見たが、二人は「シンゾウ」「ドナルド」と呼び合い、トランプ大統領が安倍首相の話を真剣に聞きチラチラと安倍首相を見つめるトランプ大統領の様子を見ると、二人の親密ぶりがとても感じられた。
また拉致問題に関してかなりの時間を費やして話をしている。
どう聞けば、このような紙面になるのかさっぱり理解出来ない。
経済は後々で、今は問題無い。
安全保障が重要な会談だったでしょうに。
新聞を購読している方も、朝は忙しく、見出しを流し読みする方も多いだろう。
明らかに、ミスリードする内容だと思う。
拉致問題を見出しで書いているのは、34面の社会欄のみである。
日本の問題であり、拉致被害者家族だけの問題ではない。
昨日の記者会見でNHKの随行記者がこう質問していた。
「…米朝の話が進む中、日本が置き去りにされているのでは無いか?」と。
どう、どのように、この記者会見を目の前で見聞きすれば、このような質問が出るのだろう…と呆れるばかりで、同じ日本人として恥ずかしい。
9面の特別欄に、共同記者会見の一部について記載がある。
安倍首相
「最重要課題である拉致問題の早期解決を目指し努力していくことで一致した。大統領に拉致被害者の帰国にむけて、最大限の努力をしていくと明確に約束していただき本当に心強い。大統領が昨年11月、来日した際、拉致被害者の家族の話に真剣なまなざしで耳を傾け「助けになりたい」と語った姿は多くの日本国民のまぶたに焼き付いている」
トランプ大統領
「この一年間、平和で核のない朝鮮を実現するという夢に向けて取り組んできた。その間、共に懸命に取り組んできた安倍首相の支援、洞察に感謝したい。この重要な瞬間が訪れているのは、安倍首相の支援があってこそだ。」
「昨秋、日本を訪問した際、愛する人を北朝鮮に拉致され、心を痛めている日本人家族に会った。家族ができるだけ早く再開できることを望む。拉致被害者を日本に帰すため、できることは何でもやるつもりだ。約束する」
質疑応答
-北朝鮮からどのような譲歩を引き出すのか。
トランプ大統領
「北朝鮮は米国人3人を拘束しており、今交渉中で最善を尽くしている。彼らを取り戻せる公算がある。非常にいい対話が出来ている。」
-北朝鮮に対し、日本人拉致問題を核・ミサイル開発と同等に提起するのか。
トランプ大統領
「拉致問題は私にとって非常に重要な問題だ。安倍首相にとって重要な問題だからだ」
「昨晩の夕食会で、我々は拉致問題について懸命に取り組み、彼らを母国に連れ戻すようにすると首相に伝えた」
僕は、これから先どうなるのか分からないが、後々この日米首脳会談の成果が出るだろうと直感した。
これほどアメリカ大統領が、日本の首相に敬意を払い、日本の問題に言及した事はないだろう。
歴史的瞬間に接する事が出来た…と感動しました。
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