朝まだき・・いつものコースへと歩を進める
左手は小さな土手
その下には細い水路にささやかなる水
常緑樹がところどころに見えるが
大方は黄色い葉や紅い葉の群れが
行く手の細い道におおいかぶさっている
小さな勾配の坂に差し掛かると
歩幅を大きく取り、手を大きくふるのです
すると推進力が感じられるほどに
つ~いつ~いと登れます
後ろからひたひたと音がする
と思う間もなく
その影は私を抜き去る
向こうから飼い主を引っ張りながら
子犬がせっせとこちらに向かってくる
目を合わす間もなくすれちがう
カラスが枯れ葉の中にくちばしをいれ
何を探しているのだろう
水路にはカルガモが数羽
首をすっぽり水の中に入れ尾を天に向け
餌をあさっている
枯草の原には猫が身をひそめている
この時期の緑道は寂しい
寂しいが
「しい」をとると
「寂」となる
趣きを感じられるのです
閑寂なるおもむき
行く手に朝日のきざしのうすぼんやりとした光りが感じられる。
今日も小さな達成感が私のアドレナリン値をあげるのです(*^_^*)。
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