安産と難産の定義とは!? | 助産師が勧める妊活・妊娠・出産における楽しみ方・写真の撮り方♪

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カメラ好きの助産師が、妊娠中から出産における写真の撮り方を少しずつ伝えられたらなーと思い綴っていきます。
それに加え、「野菜ソムリエ」「マタニティ・産後ヨガのインストラクター」の資格も活かし、タメになる情報を伝えていけたらと思っています。

先日、読者の方からこんなメッセージを頂きましたペン


今年の2月に初産トータル6時間で出産しました。
双角子宮でお腹を押されたため、病院について1時間で出産しました。子どもはいつの間にかへその緒が首に2重になっていました。

私的にはお腹を押されるということは一刻も争うものだと、大変なお産をした思ったのですが、母子手帳には「正常分娩」と記載があります。

そのため義両親・義姉たちには、安産と言われます。

初産でトータル6時間のお産でしたが、私的には状況が危なく一刻も早く赤ちゃんを出さないといけないから押されたのだと、とても大変なお産をしたと思っています。

ですが、立会いをした旦那も義母も義姉たちは『安産』だと言われ、難産ではないのかもしれないがいかに危なかったか時間との勝負だったことを伝えると『何を言ってるの?』という空気になり、すごく悲しくなります。

それでずっと母子手帳の正常分娩という記入に納得いかず調べていると、『圧出分娩』ではないのかと思い、母子手帳に記入してある方もいると知って、不思議に思いメッセージを送らせて頂きました。

お腹を押してのお産の場合、母子手帳の記入はどのようにされるのですか?

また病院に問い合わせた場合、書き直して頂けるのでしょうか?


安産と難産は、医療的な定義がありません。

その為、安産だった、難産だったと決めるのは、ママ本人となります。

自分が安産だったと思えば安産でいいし、難産だったと思えば難産です。


お腹を押して赤ちゃんを出す時は、どんなにいきんでも赤ちゃんが出てきにくい場合や、吸引するには未だ頭が高い場合などその時の状況によって様々です。


そして母子手帳に書く項目としては

「正常分娩」「吸引分娩」「帝王切開」が主です。

病院によっては多少違う書き方をする所もあるかもしれませんが、私が今まで見てきた中ではこの3つがほとんど。


このメッセージを読んで、私としては、大変なお産だったけれど正常に分娩が出来たという結果であって、立派な事だと思いました。

ただ、自分は凄く頑張って大変だったのに、周りに「楽だったね~」と言われると、何だか頑張ったと認めてもらえていない様な気持ちになってしまいますよね。


周りがどぅ言おうと、自分が出産したんですから、自分が自分を認める事が大切。

周りに大変だったと認めてもらう必要はありません。

どんな出産でも、頑張っていないママなんて一人もいません。

妊娠してから出産、産後すぐの授乳や育児とママは頑張り続けているはず。


出産が安産だろうと難産だろうと、妊娠してから(もしくは妊娠する前から)皆頑張って大変だった事に変わりはありません。


あまり周りの評価は気にせず、自分を認めてあげてくださいねきらきら!!




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