7月17日


引き続き清里。そろそろ終わらせないと。
でも好きなんですよね、ここを含めた八ヶ岳高原。

バイクがあった時は年1〜2回は
走りに行ってました。


立派な有人駅で駅を降りると
地元の野菜の直販やってて、

通りに出るとやる気のないお土産やさんや
営業してるかわからないレンタサイクルと、

あの変な建物を無視してみれば
スタンダートな観光地の駅。


ペンションやユースが完備してるし、
今の姿が普通じゃないかと。


街歩きをして建物をのぞいたりしたんだけど、
どうも権利関係が複雑っぽくて、

簡単に取り壊しができなくて
再開発されずに残ってるんではと。
貸店舗になってるものから、こういう張り紙まであちこちと。

じゃあ完全に「終わってる観光地」かといえば
そうじゃなくて、臨時列車も出てるしお客さん結構降りてるし。

有名な清泉寮なんてグレードアップしてるし、
国道沿いの萌木の村は駐車場は満杯、

お店は行列ですから。


簡単にいえば観光客の流れが
変わったんじゃないのかなって。


ここが流行っていた当時、
女の子の旅行の大半は電車移動でした。

そのため駅近に観光施設が集中したのではと。


流行はいつか終わることを考えて
国道沿いの飲食店や旅館をまとめて

「萌木の村」という新たな観光施設を
作ったのかもしれません。


観光の主体がマイカーに変わると
国道を登っていくルートと、

八ヶ岳を通る2つのドライブルートが
スタンダートコースになりました。


繁盛する高原ルートの反面、
清里の駅前は取り残されてしまったのではと。


実は清里は「終わってる観光地」では
なかったんですよ。


今の清里の観光の中心は「清里高原」、
「清泉寮」と「萌木の村」に移ったと思います。


人がぞろぞろ歩いてる
萌木の村の裏側の森に滝が見えるところがあります。


座れば壊れそうなベンチがあるので
広場になっていたのでしょう。

そのあたりの森は「妖精が棲む滝見の丘」という名の
メルヘンだった時代の遺構。


滝の音と木漏れ日、緑の香りいっぱいの
美味しい空気で時を忘れる癒しスポットです。


立て札の文章にほっこりさせられます。

疲れた時にはここにきて
癒されにきたいところです。


昼飯の時に夕立を食らって時間を
ロスしてしまったので反対側には行けませんでした。

まあ、バイクで何回も通ってるからいいか。


駅に戻って佐久平まではローカル線ののんびり旅。


北海道欠乏症だったのでよく走りにきました。

佐久平からは新幹線で一気に東京へ帰りました。
佐久平駅は小海線が新幹線をまたぐ珍しい構造でした。


これだけ内容を盛り込んで日帰りできるなんて
便利な世の中になりましたね。



(あくまで観光で何度も行った人の私見ですが、)
長々と読んでくれてありがとうございます。