みなさん、こんにちは!!
戸建売却職人の「田中 太郎」です。
今日も「手放す空家の基準」について書いて行きます。
前回の記事はこちらです。
http://ameblo.jp/kodatebaikyaku/entry-12005402812.html
土地、建物の広さについてですが、大きいよりむしろ面積の小さい建物についての話となります。
小さい建物の典型が、「ワンルームマンション」です。
専有面積で言うと、20㎡以下のものです。
もともとワンルームマンションは、バブル時代に投資目的で造られ、その後価格が大きく下落し、大規模修繕を怠っていたと言われ、傷んでいる物件が多く、その結果、さらに借り手がつかないといった悪循環に陥っています。
また戸建住宅については、「狭小住宅」とテレビ等で取り上げられていますが、実際手放す時には正直なかなか買手がつかないのが現状です。
以前、テレビで紹介された狭小住宅がありましたが、半年後にその住宅は売りに出ていました。
ネット上での評価は散々だったように記憶しています。
都内ならまだしも、地方に行くほど狭小住宅の「価値」は下がるように思います。
なぜなら需要と供給の問題で、当該エリア(湘南エリア)では、徐々に狭小物件が減り、その分ある一定の大きさ(土地で100㎡)が、以前の狭小住宅の価格に近づいています。
次にマンションの場合は「管理の質」がポイントになります。
その一つとしては「修繕積立金」の状況です。
大規模マンションの場合は、割と安心できるのですが、中規模以下のマンションは注意が必要となります。
例えば、世帯数が100世帯あるマンションがあった場合、毎月100万円の積立を考えた場合、1世帯あたり1万円の負担となります。
しかし、20世帯のマンションの場合、毎月100万円の積立金を考えると、1世帯当たり4万円の負担となります。
よって、世帯数が少ないマンションの場合、1世帯当たりの負担が大きくなるため、毎月の積立金額は高く出来ず、その分、積立額も少ない事になります。
これらの事から、ご自身でお住まいになっていない狭小物件であれば、早期に手放された方が良いのではと思います。
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