ひとり親家庭になる原因のひとつにDVがあります。
一度、DVを経験すると、離婚したからといってDVから完全に解放されるわけではありません。
加害者は、被害者に一生影響を持ち続けるのです。
被害者の人生を破壊するDV加害者。
それなのに、日本ではDVに対して寛大すぎます。
もっともっとDVに対する認識を深めなければという気づきを得ました。
DVの種類には、身体的暴力、性的暴力(無理強いなセックス、避妊に協力しない、など)、経済的・社会的暴力(生活費を渡さない、ローンを組ませるなど)、デジタル暴力(ネット上の書き込、無許可で写真をアップなど)があります。
これらは、いずれもコントロール(支配)の表れです。
つまり、DVの本質は「支配」と言えます。
パワーや孤立化で外部の情報を遮断して相手を完全に支配しようとします。
被害者であるにもかかわらず、暴力を受けるのは自分に責任があると考えてしまいます。
たまに加害者に優しくされるので、自分が努力すれば、穏やかな生活が遅れると思ってしまいます。
アメとムチ。まさに、洗脳と同じ手法です。
子どもがいれば、DVが子どもに及ぼす影響は甚大です。
DVの目撃は児童虐待ですし、人との健全な関係を結ぶことができなくなります。
場合によっては、子どもが、身体的、性的虐待の被害者になつ可能性があります。
DV加害者には社会的地位が高く、外面(そとずら)が良い人が少なくないのでDV被害が表面化しにくといった面があります。
DVを取り巻く法整備も、社会の認識も甘いのが日本ですが、もっと僕たちひとりひとりが関心をもたないといけませんね。
新美昌也(にいみ・まさや)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)/1級FP技能士。法人・個人のコンサルティングや雑誌への寄稿、労働組合などのライフプランセミナーや確定拠出年金の講師などで活躍。ライフプランニングを得意とする。また、民間の介護保険に詳しいFPとして多数の取材に協力している。進学費用や奨学金、教育ローンにも詳しく高校の保護者向け講演会も年間70校以上で実施している。隠れた得意分野は会社の節税や生保実務経験20年以上の経験を活かした生命保険の活用法である。
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