こんばんは

今日も猛烈に暑かった、でも今は涼しい少し強い風が吹いています 福井です

世の中は連休、3連休の方も多かったのではないでしょうか

今日は海の日だったんですものね

夏休みに入って、海に行かれた方も多いでしょう

夏、海、かき氷、砂、花火、どういう連想ゲームなんだろうと思いながら、

思いつくまま、書いていますが、

みなさまは、夏と言えば・・・何を一番に連想されますか?

入道雲、蝉、かき氷、冷やし中華、そうそうやっぱり麦茶、これだな!

トップ画像は、庭の鬼百合、青い空に映えてこれぞ夏といった花ですね



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今日の記事は仕事とは全く関係ない、私の思ったことを書き連ねます

昔の記事にはよくありましたが、最近は仕事のことばかりで、忘れていました

このブログは、私の日々の出来事も含まれていたのだということを


先週、おおむぎ娘が帰ってきました

彼女が帰ってくると食卓が賑わうので、みんな楽しそうです

大学で学んだ薀蓄も披露しつつ、栄養の話も入れながらお料理を出してくれます

私が何よりうれしいのは、食事の時に隣で私の話を聞いてくれること


ハズとは会社でも一緒にいるので、同じことを繰り返す事もしばしば

だから、今日あったことを聞いてくれる人がいるのは嬉しいものです

彼女は彼女で、用意しておいてくれたお料理の作り方や、大学のこと、バイトのことなど

いつも聞けないことを話してくれて、頑張ってるなあと思います


そして、彼女が帰ってくると一番うれしいのが、おおむぎ息子

「○○子が帰ってくると、うまいもの食えるからなあ」

バイトから帰ってくると、いつもとは違って「今日はなに?」と、ニヤリ 
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

嬉しそうに「へえ~、こんな料理あんのか、うんめえ」と、かぶりつく姿







これは、おおむぎ息子も手伝って生地をこねたピザ






なんと、天ぷら粉で作ったとか。。。

家にあった野菜をトッピングして、まあ自分でピザを焼こうなんて

随分チャレンジャーになったなあと感心


この子たちが仲良くしているのを見るのも私がホッとする時間です

でも、今回はちょっと事情が違いました

台風のせいか、それだけじゃないのか、体調がすこぶる悪く

それに加えて仕事が混んでいることで、精神的にも焦っている自分がいました


うちは夏になると、あちこちの部屋のエアコンは付けずに一部屋にみんな集まって寝ます

おおむぎ娘がいない時は、私たちの部屋におおむぎ息子が布団を持ってきて

八畳間に三人の大人が川の字で寝るのですが、

彼女が帰ってくると、四人になります

さすがに、ハズは下の座敷にひとりで寝るようになりましたが、

三人で、「昔、こうやって寝たね」と、話を始めたら話に花が咲いて寝られなくなってしまいました


でもその時は、私自身とても辛くて精神的に下を向いている状態でした

顔が、足が、頭が痛いこと、治らないねと脳外科で言われたこともあり、

また、ハズの重さが、少し大きくなった大麦倶楽部の重みが私の力で支え切れなくなってきた

そんな気持ちをこどもたちに話しました

わかっているのよ、人生いいこと半分悪いこと半分

でも、今は前を向けないんだなあ

子どもを相手に愚痴を並べた訳です、情けない母親です


そうしたら、おおむぎ娘が、「明日、お母さんの行きたいところへ行こうよ」と、

言ってくれたのです

「久しぶりに美術館でも行かない?」

「テレビでエジプト展やってるって言ってたから」

「うん、その前にやりたいことがあるんだけど手伝ってくれる?」

と、言うと、やりたかった脱衣室の掃除を朝から二人が手伝ってくれて午後から美術館へ


ところが、アートラボへ行ってみたら






やっていたのは、「手塚治虫展」、エジプト展は県立美術館でした ( ̄□ ̄;)!!

ですが、「手塚治虫展」 なかなか興味深いものでした

「よかったね、なんか手塚治虫作品への見方変わったなあ」と、満足する三人


そのあと、しばらく公園を眺めながら歩きました

子どもたちがふらふら歩く私の手をつないでゆっくり歩いてくれました

この子たちは、私を少しでも元気づけようとして付き合ってくれてるんだなあ

母親が弱いと、支えてくれようと思ってくれるんだなあ

温かい両手に引かれて、少し前を向いて行けるような気がしました


私は二人が小学1.2年の時に癌(脳腫瘍)で入退院を繰り返しました

どれだけ寂しい思いをさせたかわかりません

それでも、今私がこうして仕事をしていることを喜んでくれて、手伝ってくれます

人並みにできないもどかしさを話しても、ふんふんと聞いてくれます

ハズのようにしっかりしていないことは二人は承知の上、

「お母さんは、もう~」「またやっちゃったねえ」とか、馬鹿にされているようで

実はこうして励まそうとしてくれているのです


「今日は楽しかったね」、帰り際おおむぎ娘が言いました

「楽しかった、本当に、ありがとう」

そういいながら、お夕飯をふたりで作りました

そして、おおむぎ息子をバイト先に迎えに行ってから作り出したのが、







かぼちゃプリンでした (これは完成の状態です)

大きなラグビーボール形のかぼちゃを半分煮物にして、残りをプリンに

しかし、ものすごい量ができてしまいまして、

夜中まで、交代でお風呂に入って焼きました

今日は朝からみんなでいただきました、美味しかったです


なんだか子供たちに見透かされているみたいでしたけど、

私が毎日疲れてボロボロになっている姿をおおむぎ息子も見ているから、

「お母さん疲れているから、今日はゆっくりしよう」と、

珍しく三人で出かけた日曜日でした


この日のことは、決して忘れません

「手塚治虫展」のパンフレットと一緒に大事に心にしまっておきます

親が子供のことを思うように、こどもって本当に親のことを見ていてくれるんですね

優しい子に育ってくれて、感謝です


今日は大麦とは全く関係のない記事ですが

人間臭い、弱くて脆いおおむぎママの横顔の話でした

私は決して強い人間なんかではありません

躓いてばかりの弱い人間です

病気を克服した意志の強い女性、決してそんなことはないのです

日々葛藤して、「痛い、辛い、どうしよう」と嘆き悲み、

時々、前向いて「でもやるかあ」と、奮起することもあるチョットおかしな人間なのです

病気を克服するなんてことはありません

どれだけ我慢できるか、忘れられるか、それだけです

わあ、人間臭いわあ、私


でも、明日からまた頑張れるような気がします












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