昨日のブログ、
古舘伊知郎の「報道ステーション」での騒動。


3/31、テレビ朝日の早河洋会長が、
東京・六本木の同局で定例会見を開き、
元経済産業省官僚の古賀氏が、
自身の降板を巡って官邸などを批判したことで、
番組進行上、ああいう事態に至った事をお詫びしたい」と謝罪した。


テレビ朝日の筆頭株主である朝日新聞が、
「従軍慰安婦」の歴史的事実と異なった報道を行い、
謝罪したのは記憶に新しいだろう。


慰安婦は、
戦地にはどこにでもいた職業娼婦に過ぎない。


それを日本軍の戦争犯罪(強制連行)に仕立てて、
世界中に嘘を広め、
日本と諸外国の関係を破壊した朝日新聞の報道は、
メディア犯罪として戦後最大と言ってよい。


番組中で、
古賀氏が古館氏に最後に贈った言葉には背景がある。


あなたがすることのほとんどは無意味であるが、
それでもしなくてはならない。


そうしたことをするのは、
世界を変えるためではなく、
世界によって自分が変えられないようにするためである。
(マハトマ・ガンジー)


東日本大震災から1年目に放送された「報ステ」の特別番組では、
古舘が原発問題をとことん追求できない歯がゆさを持っていた。


当時の古館氏は、
テレビでこう言いのけた。


「今後も追求を続けることを視聴者に宣言し、
もし圧力がかかって番組を切られても、
私はそれはそれで本望です」…と。


つまり、
事実を伝えられず、
テレビ報道に圧力がかかっていた事をほのめかした。


しかし現在、
古館氏の収入は年間4億円。


「放ステ」を降板すれば彼の収入は激減する。


今の古館氏には当時の報道魂は既になく、
世界(権力者)によって自分が変えられてしまったのか…


そう古賀氏は古館氏に、
最後に言いたかったのだろうか?


もうしそうであれば、

これを権力者の『傀儡(かいらい)』と言う。
(※操り人形)


自国を批判し、
そして卑下し、
国民を貶める虚偽の報道がいかに多い事か。



以下の2つの単語は、
今後マスコミ報道を見る上でとても重要な言葉だ。


「デマゴーグ」…
つまり、
意図的に虚偽の情報を流し、
国民や民衆を誤った方向に扇動する事を言う。


「プロパガンダ」…
特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った、
宣伝や広報活動の事を言う。


昨年の9/5、
「報道ステーション」で現れた奇妙なテロップ。


「原発関連のニュースをきょうも放送できませんでした」
「時間がなくなったからです。申し訳ありませんでした」
http://news.livedoor.com/article/detail/9224804/


原発についての報道責任者は、
「放ステ」の名物ディレクター:岩路真樹さん。


放射能被爆の現状について再調査で追求する矢先、
いきなり練炭で自殺した。


「時間がなくなった」…「路真が亡くなった」…


名前の中の2つが一致しているのは、
他の番組スタッフが、
彼の不審な死について何らかのメッセージを送っているのでは?…と話題になった。


日本の報道の自由…


世界レベルで見たら、
一体何位になっているのだろう。


私の尊敬する、
スタンフォード大学の西先生はこう言っていた。


●あなたは日本のメディアの
「報道の自由」が世界で何位か知っていますか?


国境なき記者団によれば、
世界でトップ3に入る経済大国、日本の報道の自由は…


3位でもなく、
10位でもありません。


なんと…59位です。


そして日本の報道の自由は、
「問題な状態」と指定されています。


ちなみに日本より上位にいるのは…


セルビア(NATOに空爆)、
モルドバ(ソ連から独立するも貧困過疎化でエイズや人身売買が問題に) 、
ニジェール(4年前に軍がクーデター)、
パプアニューギニア(国民の過半数は1日2ドル未満で暮らす貧困層)…


このような国です。


われわれは世界でトップの先進国であるにも関わらず、
貧困で困ってる国やクーデターがおきた国以下の、
そんな報道の自由しかない状態にいるのです。


つまり、
われわれは情報が制限されていて、
おそらく『情報操作』されているという事じゃないでしょうか。。


知らない事は「罪」…