季節の移り変わりを楽しむ | こころの休憩室

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【うつ病を自力で克服した】ココロとカラダの整体師 渕脇 毅のブログ 

昨日、散歩をしていたら、
金木犀のとてもいい香りがしました。

季節は確実に秋になっています。


私は15年前、うつ病と戦いながら会社に行っていました。
そして、考え抜いた結果、ある年の3月に会社を辞めました。

そしてはじめて気が付いたのです。

「桜が咲いている!」

「そういえば、去年の桜を覚えていない。
 それどころか、夏の暑さも覚えていない。

 季節を全く覚えていない。。。。」

うつ病になると、意識が自分の内側にしか向かなくなってしまいます。

だから、
桜が咲いたことも、
夏が暑かったことも、
秋の味覚が美味しかったことも、
クリスマスが華やかだったことも、
お正月のすがすがしさも、
記憶になかったのです。

桜が咲いた。
そのことに気が付いた自分。

なんだか、とても救われた気分になったことを思い出します。

それ以来、意識的に、季節の移り変わりを楽しむようにしています。
自分の外に意識を向けることによって、
心に余裕を残しておきたいと思うのです。


今日はスーパームーンが見られるそうです。
通常の満月より大きいらしいです。
月を見て癒されるのもまた、いいものですね。