私には子供が4人います。
まだまだ、子供たちは小さいです。
小学校4年生を筆頭に、一番下は3歳です。
子供出来なことがたくさんあります。
それをひとつづつ覚えていきますよね。
食べること、話すこと、書くこと、
自分のやりたいことを表現すること。
他にもできないことは沢山あります。
彼らが日々学んでいのは、生き方の基本です。
社会性や自己のコントロールなど、生きるテクニックなのです。
友達とおもちゃの取り合いになった時にどう解決するか。
親に自分の気持ちを伝えるにはどうしたらよいか。
人前で意見を言うにはどうすればよいか。
いじめにあっている友達を助けるにはどうしたらよいか。
ゲームなどの誘惑に打ち勝って、宿題を終わらせるにはどうしたらよいか。
まだまだ未熟な彼らは、そういうことがうまくできません。
それで、友達と喧嘩したり、先生や親に怒られたりしながら、解決方法を覚えていくのです。
これは、何も子供に限ったことではありませんよね。人間はいくつになっても、初めての状況に対して、最初からうまく対応できるものではありません。
何歳になっても、試行錯誤を繰り返し、先人の教えを乞い、本などを読んで、人生を乗り切るテクニックを磨いていくのです。
様々な困難に対して、うまく対処できないのは当たり前のことです。そしてそのことで悩むのも当たり前のことなのです。そうして、少しずつ成長していくのです。困難なことを避けてばかりいては、テクニックは身に付きません。また、一方でうまく出来なことは恥ずかしい事でもないのです。
今このブログを読んでいる方。
いろいろな困難に突き当たっているかもしれませんが、それは当たり前のことなのです。そして、そのことで、悩んで、傷ついて、落ち込んでいるのも、当たり前のことなのです。それは、病気でも何でもなく、子供のころからずっと続いている成長の過程にすぎないのです。
あなたは「病気」ではありません。
ただ困難に遭遇して、成長しようとしているだけなのです。