今年も頑張りました
今年は熊本地震という、私たちの日常を大きく変えてしまう悲しい出来事があり、コンペティションに出場することをとても迷いました。
しかし熊本人は強し こんな時だからこそフラを踊りたい前を向きたいという生徒の皆さんの強い思いを受け、出場を決意しました。
入賞は逃しましたが、ハーラウの皆さんに勇気と希望を与えてくれた今年のこのステージを一生忘れることはないでしょう。
出場した皆さん、支えて応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました
《指宿フラ・フェスティバル 6/10》
彼女も今回の地震でとても怖い思いをし、お仕事も地震でとても大変になってしまった一人でした。地震の後、二人で食事をしながら話をし、その時は今回のコンペ出場は取りやめるという結論に至りました。もちろん私はその気持ちを受け入れるしかありません。こんな状況でコンペに出場することがどれだけの負担になるかは容易に想像できたからです。
しかし、彼女と別れ、自宅についた直後、彼女からメールが・・。『先生、やっぱり出ます』という内容でした。
彼女は地震の直前、私たちと一緒にハワイに行き、たった一人でクムから今回のコンペの為のレッスンを受けていました。ハワイの美しさに直接触れ、その経験はこのコンペ出場曲を踊る為の大切な時間でした。
沢山の葛藤があったと思いますが、彼女のその決断に私たちも再度、出場へ向けて気持ちを強くしたのでした。
今年4月、彼女とのハワイ
《モク・オ・ケアヴェ・インターナショナル フラ フェスティバル 日本大会 7/2》
熊本からのメンバーが5人、宮崎や鹿児島県からのメンバーが8人というこのチーム。やはり地震で大変な思いをされた方もいらっしゃいました。お仕事場がぐちゃぐちゃになってしまったり、瓦の落ちてくる中、非難所まで行かれた方など・・。
でも、熊本以外の方達の温かく力強い励ましもあり、当初のメンバーから一人も欠けることなく、出場することが出来ました
熊本は至るところが避難所となり、しばらくは練習場所もありません。また、周りの皆さんも地震で大変な中、なかなかフラをしてる・・と言いにくかったり・・・。
ですので、練習は全て宮崎の都城市で行いました。都城クラスの方々が毎回温かく迎えてくださり、またワイワイと賑やかな車中での会話もそれぞれの絆をさらに深めてくれたような気がします。
結果オーライ
地震という辛い体験があったからこそ、日常の幸せや周りの優しさに改めて気づけ、より深い気持ちでフラに取り組めるようになったのでは、と思います。
コンペだけではなく、指宿フラ・フェスティバルではたくさんの生徒さんがエキシビションに参加してくれましたエキシビションとはいえ、たくさんの練習を重ね、それぞれの皆さんが緊張してステージに立たれた事でしょう
バタバタしてて私が写真を撮ってないので、生徒の皆さん、どなたか写真を撮ってらっしゃいましたら、私に送ってくださいね~ブログに載せたいで~す
最後に・・
ブログの更新がすっかり遅くなってしまいまして、申し訳ありませんでした
生徒の皆さんからのお叱りの言葉をいただいておりました(笑)心を入れ替えまた頑張りま~す