夏山第1弾は、北アルプス/五竜岳へ。
1泊2日で鹿島槍から八峰キレットを経由して唐松まで縦走しました。


            ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【ルート】
1日目/(7月26日)
   柏原新道登山口~爺ヶ岳中峰~鹿島槍ヶ岳南峰~鹿島槍北峰~キレット小屋泊
2日目/(7月27日)
   キレット小屋~八峰キレット~五竜岳~牛首~唐松山荘~八方池~リフト~八方



                ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

            その① ・・・(柏原新道登山口~ケルン~種池山荘)
        その② ・・・(種池山荘~爺ヶ岳中峰)
        その③ ・・・(爺ヶ岳中峰~冷乗越~冷池山荘)
        その④ ・・・(冷池山荘~布引山~鹿島槍南峰~鹿島槍北峰~キレット小屋)


           ___続きです_____



2日目/7月27日(日)
昨夜リーダーさんが就寝前に天気予報を確認すると、あの晴天が崩れる予報に変わっていました。
山の天気は、変わりやすいです。
出発の予定時間を早めましょうとなりました。3時半起床。4時出発です。
4時、ヘッ電を点けてキレット小屋を出ました。

いきなり暗い中、岩場を登り始めました。まだ、躰が眠っています。ゆっくり、ゆっくり登ります。

途中、この夜明け前の風景を眺めながら、お弁当を食べました。エネルギーチャージします。

            スタート時。真っ暗でしたので、道標もはっきり読めませんでした。


        ぼんやり辺りが明るくなってきました。急斜面を下っていきます。(Lちゃん撮影)


                        前方にピークが見えます。


                    登山道が、うっすら見えてきました。


                 もう、ヘッ電は消しました。肉眼でよく見えるようになりました。

               振り返っています。岩ゴロ斜面をトラバース中。


          前方に、五竜岳の山頂を捉えました。G4、G5の尖がりも見えます。



振り返ると____わぉ~~、モルゲンロート。鹿島槍方面が赤く染まっています。


「ロノ沢のコル」で、ご来光です。自然からの素敵なプレゼントです。感動!







嬉しい写真タイム。お天気が崩れるなんて信じられないご来光でした。



皆の笑顔が朝陽に染まります。歓声が聞こえます。もう~もう~凄い!綺麗~~音譜感動!ラブラブ


(Lちゃん撮影)



五竜岳方面。光輝く北尾根ノ頭。



              オレンジに染まった斜面に私の影が映ります。おもしろい。



さあ~~。先へ出発です。黒い雲が頭上にでてきました。
(Lちゃん撮影)

下りです。浮き浮きした気持ちを戒めます。(Lちゃん撮影)



これから歩く痩せた稜線が、迫ります。


まだまだ、五竜岳まで、遠いです。


ふりかえりました。雨が降らないうちに五竜山荘へ着きたいです。



ここが北尾根の頭? 5時30分。到着時は陽ざしがさしていました。




薄く・・・北 かしら と読めますね。 北尾根の頭(2560m)


休憩します。行動食を食べます。

奥に五竜岳とG4,G5.


ラクダの背のように、でこぼこ。崩れやすい茶色い土。




歩いてきた八峰キレット方面。まだ青空が見え晴れています。



          いよいよ五竜岳への難所が始まります。

              長いはしご。下ります。



この先で、遂に雨が降り出しました。剱岳方面を覆っていた黒雲が頭上に移動してきました。




        悲しいかな。これからが最大の難所です。覚悟を決めます。
        慌てて雨具を着ます。まだ、小ぶりですが、G5.G4の岩稜帯通過します。




たぶんG5あたり。垂直の登り。三点支持を守り、確実に登り詰めます。


雨が強くなり、カメラは防水で撮っていますが、ガスで曇ってよくみえません。

落石をおこさないように、注意を受けます。

G4あたり。長い鎖場。登ります。



                    黄色い○印が頼りになります。





        五竜岳 山頂直下の道標

    あと人登り。念願だった五竜さま。ついに、ついに捉えました。


五竜岳山頂には、先客が2人いました。リーダーさん到着です。

          百名山 五竜岳(2814m)山頂



                     三角点。

                          証拠写真。 百名山get。 

            五竜山荘方面分岐。

                    滑落注意







               この辺りがG2かな。




            五竜山荘側から登って来た団体さん。岩場のすれ違いが大変でした。



                武田菱の「五竜山荘」  

山荘に無事に到着。ほっとしました。8時54分着。出発から約5時間経過していました。

五竜山荘には泊りません。温かいココアを飲んでひと休みしました。
この先は、唐松経由で下山しますから行程はまだまだ長いです。

                    _____続きます。



            続き・・・その⑥




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