★1976年 トミカ青箱F3-1 ポルシェ911S のバリエーション ~ ポルシェ三昧 | ポルシェ356Aカレラ

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みなさんは出前をとることがありますか??
私は両親が共働きだったので、小学生の頃から給食のなかった土曜日のお昼は近所のラーメン屋さんに出前を頼んでいまして、出前歴はもう50年位になります(大汗)。私が小学生だった昭和40年代は、ラーメンが80円~100円位の時代でした。出前のホンダのスーパーカブの音がすると嬉しくてチャイムが鳴る前にドアを開けて待っていたことを思い出します☆


6月23日付の朝日新聞に「出前をとることがありますか?」というアンケートの結果が掲載されていました。結果は「ある」37%、「ない」63%と出前をとらない人が6割以上、時たまでもとることがある人は4割に満たないというものでした。「出前をとる人」の理由は、1位「出かけずに美味しいものが食べられる」、2位「家では作れない料理が食べられる」、3位「大勢で食べるのに向く」、一方「出前をとらない人」の理由は1位「割高」、2位「とりたいメニューがない」、3位「そもそも近所に出前をしてくれる店がない」との結果。
読者の声にも、「そもそも田舎では出前をする店が近くにない上、お惣菜やお弁当を買いにコンビニに行くにもクルマでないと行かれない」といった趣旨の意見が載っていました。徒歩5分以内にセブンイレブン、ローソン、ファミマがあり、電話1本で出前をしてくれるラーメン屋さん、お蕎麦屋さん、お寿司屋さんに加えて最近はマックやデニーズといったファミレスまで出前をしてくれるようになった現在地(東京23区内)の状況は恵まれているのでしょうね。


閑話休題
相変わらず貧乏暇なしと言いますか時間をかけて記事を作る余裕がありませんでして、でも週末1回更新のペースを崩したくはないので、今回も極く簡単に昔集めた青箱トミカF3-1ポルシェ911Sのバリエーションをご紹介しますNE☆☆☆


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★青箱トミカF3-1 ポルシェ911S
全長7cm。ダイキャスト製。1/61スケール。1976年(昭和51年)4月発売。当時定価240円~。ビッグバンパーとなった後の2.7リッターの911Sをモデル化しています。リアエンジンフードの911Sの浮き彫り文字が異様に大きいのが今となっては味わい深いです。青箱初期のバリエーション拡大のため、同じ金型を流用して同年5月にゼッケンシールを貼っただけのF17-1「ポルシェ911Sレーシング」、同年7月にF16-1としてルーフにパトランプを付けたポリスカーが発売されています。講談社1987年7月発行「ミニカー大百科~トミカコレクションのすべて」およびミニカーショップイケダ2007年(平成19年)4月発行「トミカバリエーションノート」(何れも森山義明氏監修)によれば、ノーマルF3-1のバリエーションは32種類。青箱初期モデルのうち、F1-1ウィネバゴ・モーターホーム、F4-1リンカーン・コンチネンタル・マークⅣ、F9-1ダッジ・コロネット・カスタムは極く少数ながら1Eホイールを履いたものが市場に出ていますが、このポルシェについては最初期生産分から1Hホイールのみと思われます(1Eの存在は確認されていません)。青箱F8-2のミニクーパーやF20-1のVWビートルに比べると911Sのバリエーションは少な目な上、高プレミアのフェラーリあたりと比べてポルシェは現在の絶版価格も左程高くはないようですが(箱付で2000円前後~)、それでも今から後追いでバリエーションを全て集めることは案外ハードルが高い気もします。横浜高島屋オリジナルの青メタやキーホルダー付のパールホワイト、1984年銀座松屋開店60周年記念レモンイエロー、1回生産で終わった金メッキ・銀メッキ、国内では売られていない輸出専用の赤や黒(ゼッケン7・ワイドホイール)あたりは数が少ないように思います。

★眠りから覚めたポルシェ達
ダンボール箱の中で長いこと眠っていたトミカのポルシェ達。全てリアルタイムに定価で入手したもの。F3-1が発売された1976年4月は私が高2になったばかりの時期で青箱もまだバリエーションが少なかったため、発売されたものは全て買っていました。2018年現在のトミカにも991型のポルシェ911がラインナップにありますが、このF3-1のポルシェ911Sがトミカ初のポルシェでありトミカ初の外国製スポーツカーでした。翌1977年からは怒涛のように青箱トミカも車種が増えて貧乏高校生の身では到底全部は買いきれなくなってしまい、身近な黒箱=国産車をメインに青箱=外車トミカは基本ポルシェのみに絞って集めることにしたのです。その後、青箱ポルシェも935、936、930ターボ、356、959等と車種を拡大しています。記憶では今回眠りから覚めたポルシェ911Sは手持ちの全部ではなく、ギフトセットにだけ入っていたバリエーションが幾つかあるほか、まだどこか他のダンボール箱に輸出専用ブリスター仕様のポケットカーなど10台程度は眠っていそうです☆















F3-1-2「 第1回横浜高島屋限定・青メタリック」



F3-1-24「 キーホルダー付パールホワイト」
1983年12月に通常品より100円高い420円で発売されたモデル。元々、通常の箱は付いておらず、透明ビニール袋に入れホチキス留めされた形で売られていた(左が未開封品)。しかし、キーホルダーが付くのはどうにも邪魔なため、もう1台入手してキーホルダーを分離(右)。





F3-1-7「金メッキ」とF3-1-14「銀メッキ」



F3-1-29「1984年5月銀座松屋開店60周年記念レモンイレロー」




F3-1-32「ガリバー限定1993年ポルシェカレラカップジャパン・シリーズチャンピオン仕様」
実車は964ながら、あまり違和感のない傑作トミカ。1994年(平成6年)発売。















F16-1ポリスカー





F16-1-3「新宿小田急限定パトカー」(右)とF16-1-4「横浜高島屋限定パトカー」(左)
一見同じように見える2台。比べてみるとリアナンバープレート部分が小田急は黒塗り、横高は白塗り、小田急は付属シールの台紙に小田急マーク入り。小田急は1976年の夏の限定品で買った後にシールを貼ってしまっています。日本仕様911パトカーは他に通常品の新潟県警とパトカーフェア限定のオレンジウインドが出ています。




1976年夏・新宿小田急オリジナル



F17-1「ポルシェ911Sレーシングタイプ」






★オマケ(その1): 1998年トミカギフトセット「JFA日本代表チーム オフィシャルグッズ」
2018年ロシアワールドカップ開催中ですね~。日本時間では深夜の試合であっても、徹夜覚悟で観るという人もいるのでしょうね。このトミカ4台セットは日本が初めてワールドカップに出場した1998年(平成10年)フランス大会の折に発売されたもの。内訳はR33GT-R、スープラ、パジェロ、三菱ふそうスーパーグレート。中国製。当時定価1500円。つい最近のモノのように感じますが、既に20年前のトミカ。この年に生まれた子が成人する年月を経たことになるとはビックリです(@_@;)☆☆


箱裏面






★オマケ(その2): プレイバックPart2 1978 山口百恵
1970年代のポルシェというと、当時を知る日本人なら誰しも思い出すのはやはり「緑の中を走り抜けてく真紅なポルシェ」という歌詞で始まるこの曲。1978年5月にリリースされた山口百恵の22枚目のシングルで50万枚を超える大ヒットとなった。作詞:阿木燿子(1945年5月1日-)、作曲:宇崎竜童(1946年2月23日-)。