ソンヨル編第12話~Love is ....~ | K-POP恋愛小説(INFINITE/防弾少年団/etc...

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amblo.jp/vanilla7creamより
引っ越しました。

今までINFINITE ONLYでしたが
これからは他のグループにも
挑戦致します★
暖かく見てくださると嬉しいです^^

Fantasy/恋愛/日常
短編集・・・など。



違うんだアゲハ・・・違うんだよ・・・
俺はただ・・・今の状況を・・・
俺の素直な心を、ただ・・・君にだけは
伝えたかっただけなんだ。

君には・・・君にだけは
ただ、揺れた心を隠していたくなくて・・・
つい言ってしまっただけなんだ。

アゲハは・・・俺の事が・・・好き?

俺は好きだよ。

だけど、それを言えばすべてが終わってしまいそうで・・・言えない。
きっとおかしくなってしまったのかもって・・・
そう思えて仕方なくなるから。

だけど俺のものにしたいから、
君の気持ちも聞かずに
キスしたんだ・・・。
なのにどうして俺はそんな雰囲気を壊す事を言ってしまったんだろう。
そう考えてるのに、探してるのに答えなんか見つかる訳もなくて。
俺はただ・・・そう、ただ色んなことを・・・
思ってた事をアゲハに知って欲しかった
だけなんだよね・・・。

これも・・・自己満足なのかな・・・。

アゲハは怒ったんだね。
そんな無神経な俺を・・・。
あの森の家・・・どうなったのかなぁ。
アゲハは・・・まだいるのかな・・・。

怪我・・・していないだろうか・・・?
アゲハ・・・アゲハ・・・アゲハ・・・
俺・・・・どうしちゃったのかな。

夢の中の話にこんなに心動かされるなんて・・・・


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あれから暫くは寝かせていたけど、そろそろ起こしてみようと
もう一度3人とミョンスは部屋へ向かった。


「ソンヨル・・・起きて・・・」
リナは優しく胸の上に手を置いて子を掛けてみた。

「ぅっ・・・うう~ん・・・」

誰かの起こす声。
起こされるのは日課だけど、いつも慣れなくて嫌だ。
起きなきゃいけないのは頭では分かってるけど、
本当に辛い。
重い体・・・
まぶたってこんなに重かったっけ?と思うくらい
目が開かないんだ。



「ソンヨラァ~起きろよぉ~・・・」
ミョンスは普段通りのテンションで声を掛ける。

「ソンヨラ・・・寝ながら泣いてる・・・。一体
どうしたっていうの・・・。」
リナの心配も、今の自分はどんな風に人に見られているのかさえ
ソンヨルには全く分かりもしなかった・・・。

「ぅん・・・?誰・・・・?」

「さて、誰でしょうか^^」

「っと、俺は、ミョ~ンスでーす!」
明るく振舞うミョンスに、ソンヨルは普段と変わらないじゃないかと
錯覚しはじめている。

「いやっミョンスは別にいいだろっ!それより俺、俺っ!
シンでぇーす。起きたァ?ソンヨル君w」

「はーいっ♪千夜もいま~すっ!」

「何・・・?急に・・・ていうかリナさん達がなんで・・・」

「ぉい・・・聞いてなかったの?」
と、普段とはまるで変わったソンヨルに、ミョンスは少しの動揺を見せるが
まだそれ以上の事を言えなかった・・・
なんの確信も、そうなった理由も分からなかったから。

「何・・・・」

「これから仕事一緒にするのよっ!」
と、リナが言うと、千夜も続けて言った。

「そそっ!たまぁ~にだけどねっ!」

「あ・・・千夜さんもいたの?」

「ぁんっ?なんだとぉ~?ソンヨルめっwしっつれーな奴だなっw」

「ははっ千夜さんの言葉使いほど失礼なことはありませんよ。」

「うぬぬぬぬうっ」

「ぐっ・・・ぐるじぃっ・・・本気出さないでっ・・うっ・・・」
半ば本気ですか?と疑われるくらいに千夜はソンヨルの首を冗談で絞めた。

「千夜さんの力でされたらソンヨルが死んじゃうよw
やめてあげて?っふふ・・・。」

「まぁ、ミョンスに面じて今日はこのくらいにしとこうか・・・ね?ミョンス」

「はいっwそうしてくれると助かります。」

「まぁ、何かあったらミョンスが責任とってくれると思うけど・・・」
と、千夜。

「えっ?俺っ!?なんでですかっ?」

「いやっ・・・そこまで本気で返されても困るからシャラップしててくれる?」

「あっ、はい・・・。ていうかシャラップって・・・。」

「いーからシャーラップッ!!」
そう言って千夜はミョンスの唇にギュギュッと人差し指を立てて
押し当てた。

「!!」

「ミョンスや・・あんま千夜さんを馬鹿にしたら、チューすっからね?
分かった?」

「しっしてないですっっ!」
(自分で自分の事”千夜さん”って言った・・・)
小声でいうひとり言にシンは突っ込む。

(いやいやミョンス・・・思うとこそこじゃないだろ・・・
チューに関してはスルーでいいのっ!?)
と、シン。


「ん~~にゃっ!してたねっ。」

「はい・・・すみません・・・。」
(何なんだよ一体・・八つ当たり?)
そう思ったミョンスだが、口を半分開けたまま黙った。

「ねぇ・・・千夜さんって・・・。」
ソンヨルがそう言い出すと、リナは上からソンヨルに
話しかけた。

「ねぇ、ソンヨル・・・君が最近様子が変だって、
みんなが言ってるらしいの。」

「えっ・・・?それってメンバーがってことですか?」

「ううん・・メンバーだけがって訳じゃないけどさ・・・まぁ、もちろん
メンバーもすごく心配してると思う。」

「そうですか?俺は気がつかなかったですけど。」

「それがもう、変じゃない?いつもなら心配されてるのに気がついて
もおかしくないじゃない・・・気が付けばしっかりしなきゃって軌道修正するんでしょ?」

「ん・・・まぁ・・・気がついたらそうしてはいますけど・・・。」

「何かあったの?」

「変なのは仕方がないです。色々あったんで・・・。」

「色々って私の知らないことは何?」

「そりゃ会って間もないリナさんにはたくさんありますよ。でも、
・・・それ、話さなくてはいけないですか?」

「まぁ、今後のためにっていうか・・・・できればね。」

「べっ別にいいんじゃん?リナ、無理に聞くのも可哀想だよ。」
千夜はソンヨルの黙り込んだ顔を見て、
曇った空気を正常にしようとそう言った。
何よりもリナがリナらしくなくて、とても心配になったようだった。

「そう・・・じゃぁ、帰るわ。またね。」


「あのっ!待って!!・・・まぁ、・・・こんな話してもリナさん達にとって
つまらない話なんですけど、いいですか?」
と、ソンヨルが急にリナを引き止めた。

「うん、それでもいいよ、私は面白い話を聞きたいわけじゃないから
いいよ。ソンヨルの事知りたいの・・・。」

(リナ・・・今日は随分ストレートだな・・・。私達にさえ
いつも気持ちを隠すタイプなのに、今日は手に取るように分かっちゃうよ)

「えっ・・・ちょっw勘違いしちゃいそうだからそんな言い方
やめてくださいよ・・・それに今は懲りてるんです・・・。」

「懲りてるって・・・何を?」

「恋愛にっていうか・・・その、今から話すことの話でもそうなんですけど・・・
じゃぁ、話すんで聞いてください・・・。」

「うん。分かった。」

「実は俺、以前有名な女優さんで、マユって子と付き合ってたんです・・・
俺だけがそう思ってたって言うか・・・。だけどそれはマユにとっては
違ったみたいで、勘違いしないでって言われたり、二股
されたりして、だけど誤解だからとか言われたり、ややこしいいんですけど、
とにかく色々傷ついてたんです。
メールでも誤解だよって言われたからそう信じたのに、結局はそれも嘘で
他の男性にも同じように好きだと言ってたりしてるのとか見ちゃったりして。
でも、それが実は全て演技で、マユの恋人にやらされてたって
分かったんですよ。そんな中マユは訳の分からない奴に刺されて・・・
結局マユは本当の恋人に脅されてただけなんですけど、
やっと離れることが出来たからって矢先だったんです。」

「へぇ~・・・色々数日のうちにあったんだね。」

「・・・・・。」

だけど、ここまで。
ソンヨルは誰にも夢で出会ったアゲハの事を口にはしなかった。
あの時・・・ソンヨルがアゲハと呼んだ相手はリナだったのに
それに気がつかないまま、他に大した話なんてないと
アゲハの事を心の中に仕舞込む事にした。

そりゃそうだろ・・・
話したら馬鹿扱いされる。
夢の中の人に興味を持つなんて・・・・
だけど、俺のことをよく知ってるのはきっとアゲハだけだから。
弱さも強さも全ての俺を知ってるのはアゲハだから。


「ねぇ・・・他に何か隠してるんじゃない?」

「他?他って何?何もないですけどっ?wやだなぁ~
リナさんと俺って会って間もないのにどうしてそんな事聞くの?」

「うん・・・ちょっとね^^でも、心配されるようなことはないんでしょ?」

「はいっwないですよっ大体、うちのメンバーは心配症なんですよ。」

「そうなんだ?え?そうだっけ?あんま干渉しないで遠くから
みんなして見守る感じあるけど・・?」

「千夜さん・・・なんですかその分析マニアっぽい発言は・・・。」

「へ?違うの?ミョンスとかホヤっちは直ぐに行動で示す
感じするけど、ソンギュちゃんとかウヒョンちゃんとかは見守るタイプじゃない?」

「えっwww当たってますけど、どうしてそんな分析を・・・」

「いや、見てりゃ大体分かってくるもんでしょ。分析って程でも
ないよ。みんなそれぞれ感じることも違うから
これが当たりだって事ではないけどね。
あくまでも予想よ。予想~♪」

「千夜・・・俺は今までお前を少々見くびっていたようだ・・・」

「シンちゃん。それいつもでしょ?シンちゃんは
私を可愛がるあまりに見えてなかっただけだよ。」

「わぁ~・・・この頃の千夜はどうしちゃったんだ?」

「さぁ~・・・?シンちゃんがとても豆粒に見えてきましたよ。千夜は。」

「えっwそれは酷い知らせを聞きましたね・・・。
俺の器の話でしょうか・・・。」

「いえ、私は一言もそうだとは言っておりませんが?w」

「わぁあああああ絶対そうだっ!そうに決まってる!!
千夜は俺の器の小ささまで分析して結果!そして報告まで
しているんだぁあああああ!!ほうれん草事件だっ!
ほうれん草意見!」

「ちょっとシン、悪いけどあっちで騒いで来てくれる?
それに、ほうれん草意見って何?・・・それに微妙に違う気がする・・・」

「ほうれん草って、あれでしょ?報告・連絡・相談だよね?
千夜でも知ってるのに・・・。それ言うとしたら
『ブンケッポウ』になっちゃうよねぇ?分析のブン・結果のケッ報告のホウ・・・」

「うっ・・・はい・・・リナさん・・・千夜さん・・・。黙ってます。」

「はぁ~・・・とにかくソンヨル、ちょっとだけ
君が心配なの・・・だからもしも辛くなったら
話してくれる?」

「はい・・・分かりました。」

「そっ?良かった^^」
そう言ってリナはそっと、ソンヨルの頭を撫でた。

「あれれ~~?あれあれれ~~?ちょっと、見てくださいな。」

「おっ!っほほほ・・・真っ赤ですねw」

「うんうん、見ましたかね、ミョンス君・・・」

「はい、見ました、千夜さんw」

「ソンヨル氏の顔が真っ赤でw可愛いですねぇ~」

「なっ!おいっ!ミョンスッ!お前までからかうなよっ!」

「うははっ!」
そう言ってソンヨルは、ミョンスの首に腕を回して締め上げた。

「じゃぁ、そろそろ帰るね?」

「あれっ?そう言えば今日は何しに来たんですか?」

「うんっ?ソンヨルの顔が見たくて。」
部屋の外に向かった体を戻して、リナはそう言って笑った。

「えっ!?・・・・。」

クスクスと千夜とシンは笑いながら、
何も言わずに部屋を出て行った。

そのままリナも手を振って直ぐに家を出る。

「あっ!リナさん達、もぉ帰るんですかぁ~?」

「あ、ソンジョン君またね~^^」

「はぁ~い千夜さんもシンさんもまた~~!」

「じゃぁ、またぁ~、」
と、ミョンスも後ろポケットに両手を突っ込みながら
玄関まで見送った。

「じゃぁ、一応こんな感じでよろしく。」

「あぁ、わざわざありがとなっ。」

マネージャーに用事があったようでそんな会話をすると
さっそうと3人は帰ってしまった。



ミョンスはそのままソンジョンの手を取り、
ソンヨルの部屋へ向かった・・・

「んっ?ミョンスヒョン何っ?」

「いいから。」

「?」

コンッコンッ

起き上がってまだボッ~っとしているようなソンヨルが
顔をしたから見上げるようにこちらに向けた。

「なぁ・・ソンヨル。」

「何・・・」

ソンヨルの部屋の壁に腕組みをして寄りかかりながら
ミョンスは真顔で話し始める。

「ヒョン・・・」

「なんだよ、ソンジョンまで・・・。」

「あのさ、さっきお前起きた時誰と会話したか覚えてるか?」

「うん?誰って・・・」
正直俺は迷った。
アゲハだろ?って思ったけど、ミョンスが知るわけもないし・・・
そう考えたら、誰って言えばいいんだ?

「お前さ、リナさんと会話したんだよ。覚えてるだろ?」

「あっ・・・あぁ、そうそうリナさんだ。覚えてるよそりゃ。」
一瞬背中の温度が冷却されるようだった。
だって・・・アゲハって言いそうだったから・・・だって・・・
最後は確実にアゲハだった筈なんだ・・・

「でも、お前、リナさんの事、『アゲハ』って呼んでたけど。」

「っ!!」

嫌な空間が生まれた・・・
突き放される瞬間の・・・暗くて冷たい空間が。

「なっ・・・夢・・・?かなっ?俺夢でも見てたんだと思うw
やっやだなぁ~ほんとに?俺が?ははっ・・・。」

「言ってたよ?確実に。リナさんはソンヨルの様子がおかしいと
思って、そのまま否定はしなかったよ。お前、寝ぼけてたとは言え
どうしたの?アゲハって?」

「何でもないよ。夢でも見てただけだよ・・・」

「自分の事なのに覚えてないの?
夢なら夢だって笑って言えないのかよ。なんか
変だぞ、お前・・・それに、マユさんの所にお見舞い
行ったのか?あれっきりじゃお互いに良くないんじゃないの?」

「そうだね・・・僕も謝らなきゃ・・・随分酷い事言ったし。」

「ソンジョン・・・そうだな。俺もお前も、仕方なかったとは言え
彼女は今病院だ・・・だからお見舞いに行かないか?
仕方なかったよねって。お互いにそれで終わりにした方がいい。」

「うん・・・考えてみるよ。」

「あのさ、どう思ってる?マユさんの事・・・」

「ん?どうって・・・もう気持ちはないってゲンちゃんには言ったよ。」

「そうなんだ?ほんとに?もう・・・忘れられたの?」

「うん・・・もういつまでも引きずってたらいけないと
思うんだよ・・・。ゲンちゃんにも悪いしね。」

「ヒョン、ゲンちゃんのせいにしてる・・・。ゲンさんが何?
何か言ったの?ヒョン、自分の気持ちに嘘は駄目だよ。
嘘つくとね?あとで何倍にも膨れ上がって潰れちゃうんだよ。」

「ソンジョン、お前に言われなくたって俺だって分かってるよ、それくらい。
嘘をつくと苦しくて嘘をついた事に更に嘘をつかなくちゃいけなくて
ドンドン大きくなっていってさ・・・マユも・・・辛かったんだろうなって・・・。」

「ヒョン、違うよ。マユさんの辛い気持ちはそうだったのはわかるけどさ、
僕はソンヨリヒョンの気持ちのことを言ってるの!
マユさんへの思いを誤魔化そうとしてないかって言ってるんだよ。」

「あのあなぁ・・・俺はお前よりも経験値も高いし、何しろ年上だぞ?
なんでお前に説教されなくちゃいけないんだよ。」

「・・・・。」

「まぁまぁ・・・でも、ソンジョンの言うことだって一理あるだろ?」

「ソンヨリヒョン・・・生意気いってごめん・・・でも、ヒョン・・・
最近また痩せたね・・・。」

「痩せてねぇよ。ちゃんとご飯食べてるし。」

「まぁ、あまり思いつめるなよ?」

「あぁ、分かったよ。悪ぃ・・・ミョンスもソンジョンも
心配かけたみたいで。」

「じゃっ!この話はもぉ~終わりっ!!ソンヨラっ!着替えて来て!^^」

「フッ・・・分かった。」

「ソンヨリヒョ~ン、早くね~」

はぁ~・・・そんな見てるだけで分かるくらい
変だったんかな?
ちゃんと考えてみなくちゃな・・・

なぁ・・・ソンジョン。
お前はやたら俺に食ってかかってきたけど、お前こそ
何かあったのか?
お前らしくないのかお前らしく答えを出そうともがいているのか・・・

まるで自分の事のように話すお前を見てると、こっちまで辛くなる。
どうかお前の苦しみも消えてくれますようにって祈らずにはいられない・・・
こんな俺だからあんな夢を見たのかな・・・。


ウヒョニヒョンが帰ってこなくて、ソンギュヒョンも出かけてて・・・
寂しいだけならそう言えばいいのに・・・。

今は、きっとみんなしてバイオリズムが低迷しているのかもな。
きっとそう・・・
きっと今はそういう時期なんだよ。

だからあまり考え過ぎるのはやめるか・・・



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アゲハ・・・?
アゲハって何?
アゲハって誰?人なの?

誰かと私を間違えた・・・

君と出会って私の心臓は高い高い、あのピラミッドの上の王座に
乗せられたまま、二度と取りには行けそうもなく、
意図もせず、意識もなく、ただ激しく動くその核に翻弄されているのみ。


それでもその核は君と言う核に握られたまま動けない。
君の瞳は強くて、熱い。
1度その目で捕まえられると、離れることができなかった。

その瞳が私を苦しめる。
君は私にだけはなびかない蝶のようで、苦しくなる。
とても簡単な罠にばかりはまり、頭を抱えている君。
こっちが出口だと手を引こうとも、スルリとすり抜け目を合わせて
話し合おうと思っても既に君は風の中に飛んでいるのね・・・

私の声は届かない・・・
私の声だけ聞こえない君は・・・。

君をそこから連れ出すために、私はもうじっとしていることを
やめたくなった。
努力をすることが怖い・・・
追いかけて行くことが怖い・・・
だけど・・・・。

気持ちと裏腹に体が動くよ。
心をアノピラミッドの上に置いて来てしまった私は何にでもなれる。
何にでも変われる。
君が黄色と言えば黄色に。
蒼く蒼く染まれというのなら、蒼く変わって。
そうやって恋は何通りにも染められて、最終的に枯れるのか
咲き乱れるままに咲き続けるのかを選択する時まで続ける。

それならば私は君の瞳が私の瞳を掴むまでは諦めはしないよ。


ねぇ・・・私は誰ですか・・・・?


その問に答えなくてもいい。

君さえいれば。
それでいいよ・・・

例え・・・・誰かの代わりでも・・・