今回三陸を回って、
実際その土地に行ってみなければ
解らない事がたくさんあると感じました。

最初に目に付いたのは、
いたる所で復興工事が行われていた事です。
観光地の近くでも、かさ上げ工事の土を運ぶ
ダンプカーが朝から多く走っています。

東日本大震災から４年が経ちますが、
復興の進んでいる所、全く手付かずの場所
など被災地でもかなりの差があり、まだまだ
復興にはかなりの時間がかかりそうです。

お聞きした話では、がれきの撤去に２年、
復興の工事が始まってまだ２年。

日本で開催されるラグビーワールドカップや
東京オリンピック関連の工事が優先されたり、
それぞれの工事が重なって、資材の高騰や
人手不足もあり工事が遅れているそうです。

その影響もあって、今でも多くの人が
仮設住宅の暮らしを強いられています。
特に被災した高齢者の多くが仮設住宅を
出ることができず、
取り残されているのが現状です。

また同じ地域でも、
すべてを津波で流された方と家の手前で
津波が止まり津波を免れた方とでは、
意識の違いから関係がこじれてしまう事
もあるようです。

とこのように、
とてもつらく悲しいことですが、

三陸には、絶景あり美味しい海の幸あり
人の温かさがあります。

機会あればぜひ足を運んでいただき
三陸の魅力を感じてほしいと思います。

そして一人でも多くの人が訪れて
震災の記憶を風化させない事や、
少しでも復興支援に
繋がってほしいと強く思いました。

P.S.
個人的な意見ですが「北山崎」は宮古駅から
車で１時間半程かかりますが大迫力の絶景！
気仙沼大島の「亀山展望台」は、
３６０度見渡せてとても眺めがいいです。

その他、釜石の「浜べの料理宿 宝来館」
気仙沼の「家庭料理 さかい」どちらも
何となく親しみやすく落ち着いた感じです♪
震災のお話も聞かせていただきました。