火曜日は生薬豆知識を５行以内で伝えます。
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『傷寒論』の治療原則を重んじる一派を古方派という。しかしその治療法汗・吐・下の内現在吐方は行われていない。江戸時代には奥村良筑・永富独嘯庵等が行っていた。しかし今は吐方の主薬である瓜蒂が手に入らないため行いたくても行えないのである。汗・下＋西洋薬で頑張るしかない。
補足 山田光胤が吐作用のある瓜蒂を探しに越後に行ったが効果がなかったとされている。現在のまくわ瓜の蔕では効果が無いようである。
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