工事の当日。
朝9時前にTELがあり、もうすぐフレッツの工事の人が来るとのこと。
げっ・・思ってたより 来るの早いやんけ・・・。
で、慌てて猫らを捕まえ、ひと部屋に閉じ込めねばならん。
しかし猫らも、異様な母さんの雰囲気に、何か感じるものがあるのか?
なかなか捕まらんのですわな。
そのうち、「ピンポーン」とチャイムが鳴り、フレッツの人が到着。
ピンポーン!! に 猫ら飛ぶ!! ほどの大パニック状態・・・。
尻尾ボッ・・になった猫ら、あわわ、あわわ・・と、大騒ぎっすわ。
小春ちゃんは、自分のゲージの中で、やはり怯えてる・・。
それ以外の猫ら順番に捕まえながら、フレッツの人と話す。
「はい、猫ちゃんが逃げないように 私共も注意しますね。」
と、半沢直樹のような特徴のある喋り方の親切な業者さん。
そう言いながらも、次々おる猫らにびっくりな様子も・・。
なにより、クサくないのか・・・も、心配やがのお。
ラム、小夏、トラちん、ベンちゃん、小鉄・・と順番に捕まえ閉じ込める。
最後の大捕り物、最強のビビり猫ランちゃんが残る・・・。
「ラ~ンちゅあぁぁ~~ん、大丈夫~~、怖くな~~いよおぉぉ。」
と、どっから出てる?そんな変な声を出し、徐々にランに近づく。
まんまる肥えてるランの体を、ガシッと掴んだんですがの。
恐怖で我を忘れ、母さんも忘れたランちゃん。
般若の形相で襲いかかっての大暴れ、母さん流血ですさな・・ふっ。
そして、雲隠れの術の達人でもある くのいちランちゃん。
家のどこかに消えていきましたとさ・・・ですわ。
やられた手 ↑ もっと大きい傷は 自粛・・・。
猫の掻き傷は、小さくても 深いほど痛い。
後方で、その様子を見ていたフレッツの人。
「猫ちゃんを逃がさないように 作業しますからね。」
と、ひきつった笑顔で、又も そう言いましたわ、すんませんですな。
ランちゃん、いったいどこに隠れたのやら・・不思議な子。