株式会社 洋泉社（東京都千代田区／代表取締役社長：江澤隆志）は、洋泉社新書ｙ『暴走老人・犯罪劇場』を12月5日に発売した。
　傍聴ライターとして活動する高橋ユキさんが、知られざるアウト老たちの実態に迫る、迫真のルポ洋泉社新書ｙ『暴走老人・犯罪劇場』。
ボケる・トボける・シラをきる――狡猾にして大胆、そして図太い精神の持ち主！犯罪者でありながら、老人力を法廷でいかんなく発揮する、アウトな高齢犯罪者――“アウト老”たちの知られざる実態。超高齢化社会・ニッポンで、これはもはや他人事ではない！近年増加傾向にあるモンスター化した隣人とのトラブルも収録。
　本書の目次は、
プロローグ　犯罪に手を染め、公判でも奔放に振舞う“アウト老”たち
第１章　データで見る老人犯罪
第２章　暴走する老人たち
「マネー、マネー、マネー」自分の経営するコンビニに包丁を持って押し入った男
生活困窮者専用アパートで起きた殺人事件
同部屋の入所者にいったい何が――
不動産ブローカーを殺害し金品を奪ったジジイふたりの強欲
第３章　筋書きなき法廷劇
「じじぃ、縁切りだ！」――その一言で逆上し、女性を木刀で殴打した老人の悲哀
「国立・古美術商強盗殺人事件」――
被告人がなぜか「車椅子」で登場したミステリー
自らの罪を否認し続けたサイコキラー・中勝美の血と欲望の人生
第４章　恐怖の隣人トラブル
第５章　秘された壮絶なるドラマ
第６章　老人たちはなぜ、犯罪に走るのか――
エピローグ――“アウト老”にならないために

となっている。

　自分も老人になる日が来る。その時を穏やかに迎えられるよう、これを見て備えておくのも必要かもしれないな。