『海街diary 6 四月になれば彼女は』 吉田秋生
(2014年7月刊 小学館 flowers comics)
について書かれていました。
「あぁ~、私も大好物!
けれど、まだ読んでないよーー」と思っていたところ、
ふと見ると、夫がいつのまにか第6巻を秘蔵!?
(黙って買って、読んでいた模様 ∑(゚Д゚))
久しぶりの「海街」なので
第1巻の『海街diary 1 蝉時雨のやむ頃』から
最新の6巻まで、じっくり読み直すことにしました。
第1巻は、2007年5月刊。
脳梗塞→障がい者になる前に愛読した巻です。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
長女 幸(さち) しっかり者の看護師
次女 佳乃 酒呑みの信金OL
三女 千佳 マイペースなスポーツ用品店店員
の三姉妹が、父の死後、
母親違いの妹すず(中学生)を引き取り、
鎌倉の四季折々のなか暮らしていく物語。
実写映画化が決定され、
長女 幸役 綾瀬はるか
次女 佳乃役 長澤まさみ
三女 千佳役 夏帆
すず役には 広瀬すずがキャスティングされている。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
そして、メインの四姉妹の話ではないのですが、
すずのサッカーチームの
エースの少年・裕也が膝の腫瘍のため、
利き足を切断することになる。
そのリハビリを
チーム監督の泰之(本職・理学療法士)が担当。
……といった部分にしても、
当時と今とでは
読者としての距離感がだいぶ違ってきている。
2007年春に読んだ時より、近い……(゚ーÅ)
巻を重ねるごとに、
四姉妹の生きる鎌倉の季節はうつろい、
読者である私の人生も変わってゆく。
鎌倉をはじめとした風景も繊細に描かれていて、
うっとり見入ってしまいます。
第6巻では、方向音痴の美大生である従兄と出会い
ともに何度も道に迷ったりしながら、
すずの進路の問題もでてきて
188ページのすずは、すごく大人の顔に成長していて
ハッとさせられる。
四月になれば彼女は、どうなっているのでしょう。
人気ブログランキングへ