本日の四字熟語「馬耳東風(ばじとうふう)」 | 東京スズメ倶楽部の「本日の四字熟語」

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四字熟語で語り、そして覚えます。

ヨジジュクガーです。


今日もまた、珠玉の四字熟語を紹介したいと思います。


【本日の四字熟語】
馬耳東風(ばじとうふう)


意味: 人の言うことに耳を貸さない、心をとめないこと。また、何を言っても少しも反応がないたとえ。


馬耳東風


「聞きたくありませんから・・・」



出典は、李白の『王十二の寒夜に独酌して懐(おもう)有るに答う』と題する詩です。



この詩は王十二という友人が李白に、「寒夜に独酌して懐有り」という詩を贈ってきたのに対して、李白が答えたものです。



「馬耳東風」はこの詩の18句目に出てきます。



北面の窓際で、詩を吟じ、賦(ふ)を作る (王十二の境涯である)


(折角の名作を出して)多くの言葉を連ねても、一杯の水にも値せず


世間の人は、その詩賦を聞いても、皆頭を振り、碌に分かりもせず、


馬の耳に風といったような、塩梅である。


いい詩を作っても聞き流されてしまう、悔しさを詠んでいます。



現代でも十分通用する言葉です。



自分でもよいことを言ったと思えるときほど、反応が悪かったりします。



しかし、同じことを偉い人が言うと、皆絶賛したりします



世の中そんなものです。


同じ音楽を演奏していても、有名なアーティストと無名なアーティストでは世間の受けが違います。



その昔、ロック歌手の氷室京介が紅白歌合戦に出た際、「ポピュラリティが欲しかった」と語ったそうですが、そのくらい人気は重要です。



以前、会社のバイトさんが「バンドでプロ目指すんで辞めます!」と言ってきたので、記念に彼らの自主制作CDを買ったことがありました。



折角なのでCDにサインを求めると、「1年後にはテレビ出てますんで期待してださい!」と力強く宣言してくれました。



あれから数年たちますが、未だに彼を見かけません・・・。



世間に流されることなく、自分の道をつき進むことも重要ですが、経済的に成功するには世間に迎合できるどうかにかかっています。



確かにインターネットが普及したことで、世間に知ってもらう機会は劇的に増えたかもしれません。



しかし、日本人は皆が好きなものが好きだったりするので、依然としてなかなか厳しいものがあります。



私は自分が好きなものは好きと言いたい派です。



そんな私が最近好きなのは以下の動画です。女の子が踊ってるだけの動画なのですが、何故か楽しくなるのです。



おかげで「暑さにやられたか?」と心配されてますが、私は元気です。



あ、ちなみにパチンコはしません。



【ハレ晴レユカイ】217×みうめ×てんちむが踊ってみた!

http://youtu.be/b7G6KWKly0M



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