羽生選手の今季のフリーに使われた二曲を、改めてフルで聴いてみました。

 

また全然印象が違いますねえ。編集の都合なのか、ジャンプのしやすさなのか、単調になってるなと感じていたホプレガの音楽ですが、フルで聞くと結構泣ける部分がたくさん入ってるんですよね。

 

でもなんであまり泣けないかと言うと、感情的に盛り上がるパート(サビの部分)を引き立たせるために抑えている部分がカットされてしまってるからかなとこれを聞いて思いました。

 

こちらは View of Silence

 

私的には1:05から2:15あたりまでのしんみりと始まる部分があってこそ、後が盛り上がってくると思うので何とか使って欲しかったし、3:05から4:03ぐらいまでの弦楽で主旋律が展開してゆくあたりとか、すごく久石らしくていいなあと思うんだけど。

 

アジアンドリームソングの方も、中盤の激しい部分があってこそ、最後のリリカルな部分が活きてくるので、ちょっとその対比とかも見たかったなとか。

 

 

4分半にまとめなくてはいけないし、ジャンプも飛びやすくなくてはならないしで、編曲は大変だったのだろうなとは思いますし、美しくまとまっているホプレガに、何を贅沢なことを言ってるか、と言う話ではありますが。

 

でも改めてこの2曲をフルで聞いた後にホプレガを見ると、また新たな感慨が生まれますし、羽生選手がこの曲に何を感じて、何を表現したかったのかも少しクリアーに見えてくるように思います。

 

まだフルで聞かれたことのない方は、ぜひ。

 

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