FaOIの期間中、羽生選手のプルオタっぷりが話題になっていました。ファン歴の長さから言って、またプル様に近づけるそのポジションから言って「カースト最上位」の「トップオタ」であるという言い方が、本当に可笑しくて、最近の若い(多分)ツイ民は面白いこと言うなあと一人でウケてました。

 

実際、羽生選手のプルオタっぷりは、微笑ましくて、セッボンを最前列ではしゃぎながら見てたり、脱ぎ捨てたプル様の衣装を拾い集めたり、最後はファンお手製の団扇を振るという「オタ芸」まで披露し、まあブレのないオタぶりでした。

 

私などは正直、アイドルオタだった時代もないし、こういう「オタ文化」については無知無縁であったわけですが、なかなかに面白い世界だなと思いました。

 

アイスショーは集客命の興行ですから、オタなしには成り立たない世界。オタが一生懸命風を送ってこそ、スターも育つというものです。

 

そのことを教えてくれたのは真央さん。スケーターとしての華やかなキャリアの最後にwind beneath my wingsを滑る真央さんからの、そこに込められたメッセージを見て、何だかハッとさせられたんですよね。

 

ただ一心に応援してきただけの自分にも、少しは風を起こす力はあったのかもしれないと。そしてそれを受け止め、大事にしてくれている真央さんにも感動しました。

 

そしてFaOIを見て、羽生選手の煽りっぷりを見て、彼もまたそのことをよく知っている一人なんだなと思いました。そして「盛り上げること」が自分の役割なのだと言うことも知っている。

 

人気も実力もトップスターである彼が最初に出てきて、客席を煽りに煽って、盛り上げて、温かくなったところで、他のスケーターたちが気持ちよく滑って、ファンがまたそれを盛り上げて、そうやってみんなの力でアイスショーというものは出来上がってゆく。

 

笑いと感動がいっぱいの素敵な空間が出来上がってゆく。

 

それは毎回、一期一会の「出来事(event)」なのだと。

 

幕張と新潟は、全く別のショーでした。幕張はチームがまだなにも出来上がってない状態、新潟はもう1ヶ月みんなで過ごして、相互作用もあって、とてもいい雰囲気にチームが出来上がった状態でのショーでした。

 

ファンの方も誰のどんなプログラムがどの順序で演じられるのかをほぼわかっている状態でのショーでした。(テレビ放映された神戸と同じアーチストでしたし)

 

だから同じショーでも、全く違ったものになっていた気がします。

 

羽生選手は、1ヶ月のツアーの中で、公演が終わるごとに、ファンの感想をチェックしファンの気持ちをちゃんとわかった上で、一生懸命それに応えようとして、頑張ってくれました。

 

どなたかも言っていましたが、ニャンコポーズが見たい、といえば、随所でやってくれたし、腹ガバが見たいといえば惜しみなく披露してくれ(笑)、猫耳が見たいといえばつけてくれたし、プー耳が見たいといえばそれもつけてくれました。

 

「光の速さで」要望に応えてるのがすごいですよね。新潟の映像を撮ってるくせに半年寝かすつもり満々の、どこぞの斜陽テレビ局とは全く違います。

 

頭が下がる思いです。

 

 

そして、羽生君のプルオタぶりを見て、何だ、自分もただのオタだったんだ、と妙に納得しました。

 

色々面倒くさいことを言ってても、結局はただ「好き」なんですわ、結弦君も真央さんも。

 

満面の笑みでニヤニヤしたりぴょんぴょんしたりしながら見てる姿は、「プルのトップオタ」さんと全く変わりません(笑)。

 

私などは彼らに一度も会ったこともない、一度も会話したことがない、そして会話しようとも思わない、

 

ただメディアに露出した真央さんや結弦くん、あるいは氷上で滑る二人の姿だけを見て、喜んでいるだけの「カースト最下層のオタ」ではありますが、

 

真央さんのファンを続けてはや12年。結弦君に関しては2012年からですから、まだ5年と短いですけど

 

でもどちらについても、「ファン」なんて曖昧なくくりでは語れないほど、今や堂々たる「オタ」っぷり。

 

あと1年。少なくとも平昌での金メダルを見届けるまでは、ガチオタモードで応援頑張りたいと思います。

 

平昌ではプー耳して団扇を振ってるかも〜(流石にそれはないか)。

 

 

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