世界文化遺産パハルプールに行ってみた | 黄金のバングラ(バングラデシュのお話とオマケで暗号通貨)

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50歳過ぎてインドのお隣バングラで暮らし始め、コロナで現在は日本在住。
かつては「黄金のベンガル」と呼ばれたバングラデシュ。
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世界文化遺産パハルプールに行ってみた

バングラデシュがいくら世界の最貧国と言われても、全く見るべきものが無いわけではない。世界遺産としてとりあえず3つある。

世界自然遺産のシュンドルボン。
世界文化遺産のバゲルハット。
この2つは既に2014年の間に行った。最後に残ったのが、今回遠路はるばる行った世界文化遺産、パハルプールだ。

富士山のような形をした仏教遺跡だ。私の知り合いの多くもここに訪れている。感想は「とにかく行くのが大変」と聞いていたので、私はボグラに一泊してレンタカーで行くことに決めていた。

時間と手間を「タカ(お金)」で買うことにした。こちらのレンタカーは運転手付きが基本。とてもじゃないが、車だけ借りてバングラの道など運転できない。(1日2500タカ。最後にボクシーシをねだられ、+200タカ)

さて、南アジアで最大規模と言われる仏教遺跡、パハルプール。田園地帯の中、目的地に数キロと迫ってきたときに遠目からでもその「富士山」のような赤茶けた大塔が見えてくる。その時、既に感動だ。あまり日本では見られない光景だから。

パハルプールの敷地は広大だ。その大きさに圧倒される。もしこの遺跡が当時のままで残されていたらと想像すると、一気にタイムスリップしてしまうような感覚に襲われる。しかし、それは叶わない。バングラデシュはイスラム教国家で、イスラム教は偶像崇拝を嫌う。そのイスラム教の勢力拡大と共に、この遺跡も破壊され野に放置される事になるのだ。

もし、仏教がこのままバングラデシュで栄えたならば、きっと違ったバングラデシュが今に存在していただろう。「もしも」と思っても叶わない。
多くのバングラデシュ人がイスラム教を選んで、そして今の最貧国という立ち位置がある。彼らの選んだ道だ。

敷地内に庭園もあり、バングラデシュにしてはきれいに整備されており、それは意外だった。入場料に外国人料金200タカも取られているだけある。敷地内にある博物館に入場するにも更に外国人料金200タカ取られる。

せっかく来たのだから見に行くことにしたが、正直、仏塔よりも見るべきものはほとんどない。館内の写真撮影も禁止されているが、禁止するほどでもないモノにさらに腹立たしくもなる。時間とお金に余裕がなければパスすることをお勧めする。

#バングラデシュ #パハルプール #ボグラ #レンタカー

 

 

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(2015-06-28 12:03:00 投稿)