2017年5月16日火曜日

ドレスコード



音楽演奏をする場合に服装をどうするかはすごく重要なことだ。

以前にもそういう話をしたことがあるとおり、音楽をやっている人間は常識をもたない者も多く、服装指定をしなかったせいでクインテットのうち4人はダークスーツで来たのにひとりだけ短パン+ランニングという場面もあった。また、子供じゃないのだから「スーツで」といわれれば当然革靴だとわかるだろうとおもっていたらスニーカー履いてきたひともいた。

指定しないのもよくないが逆にこだわりすぎるの問題で、ジャズを知らず自分なりのヘンなイメージをもっていたりするひとがいると大変だ。大昔のはなしだけど「蝶ネクタイで」という指定があり、まあ礼服に蝶タイでいいかとおもっていたらあとから「タキシードで」と追加指定がきてあわてて知人から借りたところ、さらに「シルクハット着用」とさらに指定がきたことがあった。


デュークかよwとおもった。仲間内で「つぎはステッキも持ってこいっていわれたりして」などと冗談をとばしたのを覚えている。結局、本番では各自苦労して調達したタキシードで演奏したのだけど、メンバーの使っていたサックスが(アメセルのビンテージだったので)くすんだ色合いで金ピカでなかったので、主催者から不評であった。金ピカと黒の組み合わせを望んでいたらしい。



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