前に藤の花を載せましたが、この時期、
こんな黄色い花も、あちこちで見られます!
きょうは空気も澄んで、山がはっきり見え、とーーーっても気持ちの良い気候です^^
さて。
我が家の旅といえば…
いつものことですが…
食べることがメインです(笑)!!
お金も、食べるものにばかり使っています(笑笑)!!
というわけできょうは、アルメニアで食べたものをご紹介します^^
まずは、ちゃんとしたレストランで食べたもの。
アルメニアによくある、ピンク色の石造りの建物です。
旅の最中に何度か食べたキャベツのサラダ、あっさりレモン味で
最初から飛ばして飲むワインやこの後の料理の油を、緩和してくれます。
これを頼んだら、パンかライスか聞かれました。
アルメニアもグルジアもパンなど小麦食が多いので、ライスを注文。
イラン同様、細長い米が油とともに炊かれてました。
イランでは食べられない豚肉、この旅でかなりの量を胃に収めることができました。
串に巻きつけてBBQにしたものを串から外した、という感じで、
細い穴が開いてました。
焼き具合も塩加減もめーーっちゃちょうど良くって、
やわらかーーーーな豚を堪能できました^^
魚も、見た目よりも肉厚で食べごたえがあって美味しかったです。
クルジャンという名物料理、絶品でした!!
アルメニアでよく食べられている薄いナンに、具を包んで焼いてあります。
でか!!
お店の人がナイフとフォークでパリパリと中央を開け、
具を出してくれました。
羊とともに、玉ねぎ、ピーマン、香草などの野菜がトマト味で煮てありました。
羊にはしーーっかり味がしみていて、美味しい美味しい!!
周りのパンももちろん全部食べられます。
パリっとしたところと、汁がしみて柔らかいところと、どちらも美味しくて、ススムススム!!
ボリューム満点の料理でした。
スーパーで見かけて気になっていた、アルメニア・パスタ(↓これは乾麺)。
まずは油で炒めるというちょっと変わった調理法だとのこと、
同じレストランにあったので注文してみました。
出てきたものは、もっちもち、ぷるんぷるんのパスタ!!
うどんみたいです(笑)
色が黒っぽいところは、焦げてます。
バターがたーーっぷり使ってあって、香ります。
チキン入りのものもメニューにありました。
デザートには、くるみ入りのバクラバ!
中東に住んでいますが、アゼルバイジャンで食べたくらいで、
あまり食べる機会がありませんでした。
これ、大きさもさることながら、硬くてナイフが入らないほどずーっしり!
シロップではなく、いかにもたーーーーっぷりはちみつが使ってある風味で、贅沢^^
濃いターキッシュコーヒー(アルメニアではこちらが定番でした)を合わせて飲んだら、
すごく疲れていたのに目が冴えちちゃって、夜は全然寝られませんでした(笑)
ワインについてはまた次回書きますが、
これらの料理に8000ドラム(約2000円)するボトルワインを飲んでも、
全部で5000円くらいのお会計でした。
この質と量を考えたら、やはり物価が安い!!
次は、
アルメニアの北のほうにある修道院へ向かった際、途中のレストランで食べた豚肉!
右(↓)がバーベキューで、左がフライ。
BBQのほうが美味しかったなぁ^^
辛い赤いソースをかけ、生玉ねぎとともに薄いナンに包んで食べました。
キャベツサラダのほかに、クスクスと和えたサラダ(↓中央)も。
スープには豆を注文すると、甘くない小豆汁といった、シンプルなものが出てきました。
ニラ入り。
イランと同じで、サラダにもスープにも、そのままでも、香草をたくさん食べるようです。
飲み物は、イランのドゥーグ(→「しょっぱいヨーグルトドリンク」に書きました)にも似た
甘くないヨーグルトドリンクを試してみました。
イランのものよりも塩気が少なく、さっぱりしていて飲みやすかったです。
デザートにはマドレーヌのようなケーキ(↓左)と、
イランでもおなじみの、ハルヴァ(↓右)!
ハルヴァは、
油(バター風味はしなかった)と小麦粉と砂糖でつくったシンプルな温かいデザート。
イランで食べるよりも甘さが控えめで、グラニュー糖がしゃりっとして、
小麦粉がほろほろっとして、お腹は膨れますがなぜか進んでしまいます^^
固まっていないクッキーを食べている感じです。
アルメニア中央部のセヴァン湖畔の大人気のレストランでは、
川魚のBBQをメインに頂きました。
三角のチーズ(↑中央)は道中、よく食べました。
塩気がけっこう強いですが癖はあまりなく、食べやすいです。
ニラ、ねぎ、パクチーにイタリアンパセリなどの香草が新鮮そのもので、
ものすごく美味しかった!
メインの魚はスィーグという名で、セヴァン湖で捕れたもの。
これが、うなぎを巨大にしたような味と食感で、肉厚、脂が乗って、
かりっと焼けていてじゅわっとしていて、シンプルな味付けがとっても美味しかった!!
もちろん臭みも全然ありませんでした。
イランではこういう味の魚を食べたことがなかったので、懐かしい味。
蒲焼きのたれをかけたい(笑)!
レストランでパンを頼むと、大抵盛り合わせが出てきます。
中でも必ずあるのが、ラバーシュ。
これまでにも何度か「薄いナン」とご紹介したものです。
イランにも同じ名前で似たパンがあります(→「定番のパン(3)ラヴァーシュ」)。
これ(↓)は小さく切ってありますが(おそらく10等分くらい)、本来とても大きなものです。
イランは極度に乾燥していることもあって、すぐに紙みたいな食感になるので
あまり好きではなかったのですが、
こちらのほうが気候がいいのか、パン自体の配合がいいのか、
アルメニアで食べるラヴァーシュは毎度、ちょっとむちっとして、美味しかったです。
次回は、アルメニアで食べた朝食や軽食、おやつといった
レストラン以外の話を書きます^^