ご紹介している、テヘランの絨毯博物館。
きょうは、人物が織り込まれているものを中心に、
絵画風のものをご紹介します^^!
曲線にズレが許されない人物の描写も、髪の毛のロールに至るまで正確!
もちろん周りの花々も、多種多彩です。
でもやっぱり、なんとなくおもしろフェイスのゾウさんに目が行きます(笑)
鼻を縫い合わせたぬいぐるみみたい^^!
同年代の同じくケルマン産の人物像ですが、
(おそらく)ペルシャ語や数字の表記があると一気に、イスラミックな雰囲気です。
自然の風景も、まばゆいばかり!
木々も鳥も花も空も雲も土壌も、なんだか活き活きしています。
テヘラン産、狩りの様子が描かれた絨毯。
所々光ったように見えるのが、シルクです。
わかりますでしょうか。
例えば下写真(↑)だと、ライオンの体(↑右)とか、馬に乗った人の服(↑左)とか。
鳥の白い体(↓左)とか。
(→「絨毯、作り始めました!」ご参照ください)
戦闘が描かれたものもありました。
この絵画風絨毯も、18世紀もの(カーシャーン産)。
年季が入ってます!
味のある…。「ゴレスターン宮殿」と同じ、この感じ…。
神話的意味がいろいろあるのでしょうが、どうも好きになれません(^^;
絵画風のもので一番見入ってしまったのが、これ。19世紀初期のタブリーズ産です。
四季を表しているとのこと。
直線使いの箇所も、あっぱれな緻密さです!
ヨリの写真もついつい、載せたくなります^^
中央は星座で囲まれていますね。
これが、一目一目編まれた絨毯だというのですから、
すさまじいことです!
いやいや、間近で見ると感動が全然違うはずですので、
機会があればぜひ絨毯博物館に足を運んでみてください^^!
少しは広告効果もある、ということでm(__)m
明日からもまだまだ秀逸な絨毯たち、ご紹介します^^