イラン北西部のアルダビールへ
行ってきた話を続けます。
昨日ご紹介したモスクの並びにて、
こんな土産物店を眺めつつ、
この門を抜けると、
ちょっとした広場があり、
そこで、
イラン人3万リアル(約100円)
外国人20万リアル(約670円)という
大きな差のある入場料を払って、
シェイフ・サフィーオッディーン廟の敷地に入りました。
ここは、世界遺産に登録されています。
ダリアなどさまざまな色の花が咲き乱れる
庭園の奥に進み、
門を2つくぐると、
蒼いタイルが出迎えてくれました。
細かい装飾と絵付けは所々はげ落ちていて、
時の流れを感じさせます。
背後、
木と蒼タイルの取り合わせも素敵です。
噴水跡らしきくぼみを見る度に
走り回る子供たち。
右方、美しい塔が目を引きます。
塔の正面に回ったの図。
左(↑)が、
イスラム教シーア派の神秘主義教団である
サファヴィー教団の祖、
シェイフ・サフィーオッディーンの廟です。
彼の子孫イスマイール1世がサファヴィー朝を興し、
シーア派を国教としました。
そのほかにも
塔がいくつかありましたし、
ふと地面を見やれば
イスマイール1世の母の墓が。
明日ご紹介しますが、建物内にも
その他のゆかりの人物の棺があったし、
周囲はちょっとした庭になっているのですが
アーチ状の壁には各々、
サファヴィー朝時代の
著名な軍人などの墓碑がありました。
裏手に回ったところにも、
墓石が並んでいました。
ここ、圧巻は廟の内部だったのですが、
それはまた明日。