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コインランドリーブーム、その後も出店が続いています。

あっという間に以前の記事のような変化が起きています。

もう首都圏でも空いているエリアはほとんど見当たりません。もし空いているエリアを見つけたならそこは恐らく何人、何社もの人たちが同じように狙っていると考えたほうがいいでしょう。

最近出来たお店を見学をしていると既存店の商圏内に出店するケースが目立ってきました。既存店のお客さんを奪い、勝てると考え抜いた戦略なのか、共存できると安易に考えているか、いずれにしても開店後は厳しい競争が待っています。

こんな状態でも機械業者さんは出店を続けないとビジネスにならないので多少無理をしてでも出店を続けています。

これから初めて出店される方は相当な選球眼を持っていないと業者さんの意見だけで判断してはギャンブルになってしまいます。

もちろん業者さんもそれなりに出店場所の調査や売上予測もしたうえで明らかにダメな場所にまで出店させることはないと思いますが、こういう状況の中で出店するにはそのレベルの判断では全く足りないと思うのです。

売上予測の精度を上げることは当たり前として、一番注力しなければならないのはそのエリアにどういう競合がどの位置に何店できてその中で勝算があるのか、そのエリアの最終形を考えることなのです。

3年ほど前までは自分が出店した後に競合ができるかもしれないなー、1年後か2年後かなーという漠然としたものでしたが、今は必ずすぐにできる前提で考え、それをより具体的にイメージし、いくつものシナリオを考えたうえで戦略的に出店を決めるくらいでないと危ないと思います。
逆にそこまでの戦略をもって出店した場合は近くに競合が出来ても慌てることはないし、大きくシナリオを外さないかぎり需要はしっかりしているので安定した良いビジネスだと思います。
当方に相談に来られた方の中にはこういう状況の中でも粘り強く物件探しと調査検討を続けて出店を決める方々が出てきています。

だんだん選球眼が出来て来ると、そう簡単には物件を決めることができないので皆さん大変苦労されていますが、その過程で得たものも大きいはず、きっとこの後の活動に活かされるでしょう。

まだまだ物件を探している方々も含め、みんなで成功できるよう応援していきたいと思います。

 

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