イサクの双子の兄エサウは狩猟者となり、弟ヤコブは天幕に住んでいます。
イサクは鹿の肉が好きで、エサウを愛しますが、リベカはヤコブを愛します。
ある日、ヤコブがあつものを煮ていた時、エサウは飢え疲れて野から帰って
きます。
そして、エサウは「その赤いものを食べさせてくれ」と頼みます。
すると、ヤコブは長子の特権を売るよう求め、エサウは「腹が減って死にそう
だから、長子の特権など何になろう」と簡単に売ってしまいます。
ヤコブからパンとレンズ豆のあつものとを手に入れたエサウは飲み食いして、
立ち去ります。
このようにして、エサウは長子の特権を軽んじます。
(創 25:27-34)
狩人となった兄エサウは腹を空かせて帰ってくると、弟ヤコブにスープを
求めます。
その際、ヤコブは【長子の特権】を要求しますが、エサウはそれよりも
食事を重視して、貴重な権利を売ってしまいます。
この後、エサウはヤコブに父イサクによる祝福を奪い取られてしまい
ますが、彼自身は事の重大さに気づいていません。
前回書いた通り、一つの大きな過ちが子孫にまで影響します。
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