ヤコブは息子のユダに説得されて、末の子ベニヤミンをエジプトに連れて
行くことに同意し、息子たちは彼を連れてヨセフの前に立ちます。
そして、シメオンは釈放され、ヨセフは兄弟たちと食事をします。
食事が終わると、ヨセフは家の管理者に兄弟たちの袋に運べる限りの
食糧を金と共に入れ、自分の銀の杯をベニヤミンの袋の口に入れておく
ように命じます。
朝、彼らが出て行くと、ヨセフは家の管理者に彼らを追って銀の杯を
盗んだと問い詰めるように命じます。
管理者が追いつくと、彼らは「盗みなど働いていない」と無実を主張しますが、
彼らの袋を調べると、ベニヤミンの袋から銀の杯が見つかります。
こうして、彼らは再び戻って行きます。
ヨセフはこの件に関して、杯を盗んだベニヤミンだけが残るように命じますが、
ユダは自分が代わりに留まり、ベニヤミンは父のもとへ帰して欲しいと嘆願
します。
(創 43:1-44:34)
ヨセフは兄弟たちを好意的に迎え、一緒に食事をします。
しかし、その後、銀の杯をベニヤミンの袋に入れて彼が盗んだことにする
自作自演をします。
ベニヤミンの袋から銀の杯が出てくると、ヨセフは彼だけがエジプトに留まる
ように主張しますが、ユダは父ヤコブのために彼をカナンに帰らせたいと
願い出ます。
この後、ヨセフは感情を抑えきれなくなり、兄弟たちに自分はヨセフだと
明かします。
そして、ヤコブをエジプトに呼び寄せて、イスラエル人七十人が移住します。
これらの出来事はヨセフ自身が語っている通り、【イスラエル民族を生き延び
させるための神の計画】でした。
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